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センター試験の役割

大学入試センター試験は、昭和54年度から平成元年度まで実施された国公立大学を対象とした共通第1次学力試験に代えて、平成2年度から国公私立大学を対象として実施されているものです。

平成23年度からは、AO入試を実施する際は、大学入試センター試験の成績を出願要件(出願の目安)や合否判定に用いること等に留意することが大学入学者選抜実施要項に明記されました。

大学入試センター試験の果たす役割

1.難問奇問を排除した、良質な問題の確保
昭和53年度以前は、高等学校教育の程度や範囲を超えた難問奇問の出題が少なくありませんでしたが、共通第1次学力試験や大学入試センター試験の導入により、難問奇問を排除した良質な問題が確保されるようになり、現在、高等学校等の関係者からも高い評価を受けています。

2.各大学が実施する試験との適切な組合せによる大学入試の個性化・多様化
大学入試センター試験に参加することで、小論文、面接等を実施する大学や推薦入試、帰国子女・社会人を対象とした特別入試を実施する大学が増えつつあります。このように、大学入試センター試験は大学入試の個性化・多様化に貢献しています。

3.国公私立大学及び公私立短期大学を通じた入試改革
公私立大学・短期大学の参加数は年々増えており(平成27年度入試では、767大学・短期大学)、参加した大学・短期大学からも好評を得ています。

4.アラカルト方式による各大学に適した利用
大学入試センター試験では、利用教科・科目を各大学が自由に指定できるアラカルト方式により、各大学がその大学・学部に必要な教科・科目を指定することができます。

大学入試センター試験参加のメリット

大学入試センター試験に参加することにより、新しい層の学生の開拓や、全国へのアピール、さらに面接などに重点を置くことができるなど、様々なメリットがあります。

●大学入試センター試験を利用する選抜については、全科目に平均的な学力を有するオールラウンド型の学生が受験するなど、従来とは異なった層の学生を開拓することができた。

●大学入試センター試験への参加により、今まで実施が難しかった小論文や面接を導入する余裕ができた。

●受験者が全国的に広がり、受験者数も従来より増加した。

●大学のPR に役立ち、イメージアップが図れた。

●大学独自の試験のみで選抜を行うよりも、広範囲の教科・科目から選択することで広い視野から受験者の適性の評価が行えるようになった。

●同一大学・学部の受験チャンスが1回増えたことが受験者に好評であった。

各大学での参加方法の一例

●基礎的な学力を幅広く評価するため、出題教科・科目を総合的に活用。

●一般入試の募集人員の一部について、大学入試センター試験の特定の教科・科目を選択。

●教科・科目に幅を持たせ、受験者が得意なものを選択させる。

●調査書と大学入試センター試験で第1次の選抜を行い、その合格者について面接試験を実施。

●工学部において、大学入試センター試験の数学・外国語を選択。大学が行う試験は理科のみを実施。

●募集人員の一部について、大学入試センター試験と大学が行う試験のうち、高得点の方を合否の判定に使用。

●推薦入試について、大学入試センター試験の国語・外国語のみを用い、大学が行う試験として面接を実施。

●大学入試センター試験で必要とする成績水準を明示した上で、大学入試センター試験の成績がその水準に達している者は大学が行う試験に進ませ、大学入試センター試験の成績は合算せずに大学が行う試験の成績のみで合否を判定。

●大学の自主的な判断に基づき、過年度の大学入試センター試験の成績を当該年度の入学者選抜に使用。

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