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2018.06.12 入研協

平成30年度全国大学入学者選抜研究連絡協議会大会(第13回)を開催しました

平成30年度全国大学入学者選抜研究連絡協議会大会(第13回)を開催

【挨拶する山本理事長】

【挨拶する山本理事長】
 大学入試センターは、電気通信大学と共催で、全国大学入学者選抜研究連絡協議会大会(第13回)を5月24日~5月26日に東京都調布市にある電気通信大学で開催しました。
 この大会は、国公私立大学等の研究者及び入試事務担当者が一堂に会し、大学の入学者選抜方法の改善に関する調査及び研究について、討論会や研究会を開催することにより、研究交流の一層の推進に資することを目的としています。
 今回は、「大学入学共通テスト」の実施に向けた社会的関心や、各大学の個別選抜における多面的・総合的評価への転換を踏まえ、高大接続改革の実現に向けた課題を中心としたプログラムを構成するとともに、合わせて文部科学省が実施している大学入学者選抜改革委託事業の成果発表や大学教育再生加速プログラム(AP)のポスターセッションも実施しました。
 当日は、全国の国公私立大学をはじめ、高等学校、都道府県教育委員会、その他多数の教育関係者等にご参加いただき、3日間を通じて950名(注)の参加者がありました。
 全体会1~3での討論や、8つのセッションに分かれての研究会等を通じ、入学者選抜に関する研究交流の一層の推進を図ることができました。

(注) 3日間のうちいずれかの日に参加した実人数であり、各日の参加者数の合計ではない。

 1日目の全体会1「入試担当者(アドミッション・オフィサー)の育成課題」では、まず、入試担当者対象の先駆的な研修実践として、Jim Rawlinsオレゴン大学副学長補佐・入試部長/大阪大学特任教授から「米国における入試担当者の位置づけと役割」、川嶋太津夫大阪大学教授から「大阪大学アドミッション・オフィサー育成プログラム:Handai Admission Officer(HAO)プログラム」、木村拓也九州大学准教授から「アドミッション・スペシャリスト能力開発研修会:その狙いとプログラム評価」、夏目達也名古屋大学教授から「アドミッション担当教職員支援セミナー:ねらいと課題」と題して事例報告がありました。その後、山本以和子京都工芸繊維大学准教授、志村知美追手門学院大学アサーティブ課長・アサーティブオフィサーからの指定討論、会場の参加者からの質問を踏まえて、入試担当者の役割と育成研修のあり方について、全体討論が活発に行われました。

 2日目午前の全体会2「大学入学共通テストの導入に向けた準備状況と試行調査(プレテスト)について」では、まず、山田泰造文部科学省大学入試室長から「大学入学共通テスト等入学者選抜改革の進捗状況」、大杉住子大学入試センター審議役から「平成29年度試行調査の分析結果の概要」について報告がありました。続いて、有識者によるパネルディスカッションとして、島田康行筑波大学教授から「国語(マーク式・記述式)の出題に関して」、塩瀬隆之京都大学准教授から「新テスト試行調査のチャレンジを教育改革につなげる方法を探る(理科を中心として)」、木谷雅人国立大学協会常務理事から「大学入学共通テストの導入に向けた準備状況」、宮本久也東京都立八王子東高等学校校長(前・全国高等学校長協会会長)から「大学入学共通テストへの期待と高等学校の現状」、古沢由紀子読売新聞東京本社論説委員から「大学入試改革への期待」と題して、それぞれご発言がありました。その後、会場からの質問を通して、大学入学共通テストの準備状況と主な成果や今後の課題等について、活発な意見交換が行われました。

 また、午後の全体会3「個別選抜における多面的・総合的評価」では、まず、個別入学者選抜における多面的・総合的評価への取組として、中津将樹国際教養大学入試室長から「なぜ16種類の入試を行うのか」、濱名篤関西国際大学学長から「関西国際大学における多面的・総合的評価の開発」、濱中淳子東京大学教授から「東京大学の推薦入試は何をみているのか」と題して、それぞれの先進的な事例について報告がありました。その後、大村勝久浜松北高等学校教諭、西郡大佐賀大学教授からの指定討論を踏まえて、調査書のあり方やアドミッションオフィサーの役割など、全発表者での活発な意見交換が行われました。

 また、文部科学省委託事業の成果発表の場として合わせて実施された「大学入学者選抜改革エキスポ」では、3年目を迎えた「大学入学者選抜改革推進委託事業」における各分野の2年目の成果発表や、各教科における思考力の評価方法と問題例の解説が行われました。

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全国大学入学者選抜研究連絡協議会大会(第13回)    

 配布資料は次のとおりです。
全体会1
・Jim Rawlins オレゴン大学副学長・入試部長/大阪大学特任教授
 「米国における入試担当者の位置づけと役割」(1.11MB)
 「U.S. approaches to university admission staff: Structure and roles」(121KB)
・川嶋太津夫 大阪大学高等教育・入試研究開発センター長 教授
 「大阪大学アドミッション・オフィサー育成プログラム:Handai Admission Officer(HAO)プログラム」(3.71MB)
・木村拓也 九州大学大学院人間環境学研究院准教授
 「アドミッション・スペシャリスト能力開発研修会:その狙いとプログラム評価」(32MB)
・夏目達也 名古屋大学高等教育研究センター教授
 「アドミッション担当教職員支援セミナー:ねらいと課題」(583KB)

全体会2
・山田泰造 文部科学省高等教育局大学振興課大学入試室長
 「大学入学共通テスト等入学者選抜改革の進捗状況」(0.98MB)
・大杉住子 大学入試センター審議役
 「平成29年度試行調査の分析結果の概要」(4.03MB)
・島田康行 筑波大学人文系教授
 「国語(マーク式・記述式)の出題に関して」(443KB)
・塩瀬隆之 京都大学総合博物館准教授
「新テスト試行調査のチャレンジを教育改革につなげる方法を探る(理科を中心として)」(324KB)
・木谷雅人 国立大学協会常務理事
「大学入学共通テストの導入に向けた準備状況」(249KB)
・宮本久也 東京都立八王子東高等学校長
 「大学入学共通テストへの期待と高等学校の現状」(234KB)
・古沢由紀子 読売新聞東京本社論説委員
 「大学入試改革への期待」(8.69MB)

全体会3
・中津将樹 国際教養大学入試室長  
 「なぜ16種類の入試を行うのか」(158KB)
・濱名 篤 関西国際大学長
 「関西国際大学における多面的・総合的評価の開発」(1.71MB)
・濱中淳子 東京大学高大接続研究開発センター教授
 「東京大学の推薦入試は何をみているのか」(807KB)

【60件の研究発表があった】

【60件の研究発表があった】

【会場内の様子】

【会場内の様子】

【討論の様子】

【討論の様子】

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