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入学者選抜研究に関する調査室について

 入試改革が社会的に大きく取り上げられ、さまざまな議論が進められてきています。入試にはさまざまな問題が含まれており、そのような議論においては、入試に関わる研究的知見に基づくことが求められます。大学入試センターには、研究開発部が置かれており、大学入学者選抜に関わる研究は恒常的に積み重ねられてきています。しかし、昨今の入試改革などのように、社会の喫緊の課題に対して、迅速かつ柔軟に対応していく体制も必要とされてきていることです。本調査室は、そのような緊急の課題に対応するために2013年度より設置されたものです。
 
 2014年12月22日に、中央教育審議会答申『新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について』が出され、大学入試センター試験を廃止して新テストを実施していくことが提言されています。その実現に向けて、文部科学省では高大接続改革実行プランが策定され、それにしたがって、高大接続システム改革会議も立ち上げられ、2016年3月31日にはその最終報告も出されました。それらを踏まえて、新テストの実施、また、大学入学者選抜のシステムそのものを抜本的に改革する動きを進めていくことが求められています。
 
 そこで、本調査室の目標として、高大接続の諸課題の調査研究を取り上げ、教員のみならず、職員もメンバーに加わることで、実践的、機動的に、入試の改革に有用な情報収集とその共有に努めることといたしました。
 
 2023年度の調査室の組織は以下のメンバーから成っています。
室長   試験・研究統括官    山地 弘起
室長補佐 試験・研究副統括官   椎名 久美子
                      研究開発部長      石岡 恒憲
                      審議役
                      総務部長
                      試験企画課長
                      試験企画課参事
                      事業部長
担当事務 試験企画課