トップ >  センターについて > 理事長挨拶

理事長挨拶

理事長写真

大学入試センター理事長
山本 廣基
 大学入学共通テストは、大学に入学を志願する者に対し、大学が共同して同一の期日に実施する試験です。大学入学共通テストの前身である大学入試センター試験は、平成2年1月から令和2年1月まで、31回実施してまいりました。50万人を超える受験者を対象とした同一日程で実施する大規模試験が定着し、安定的に運営できましたのも関係の皆様のご尽力によるものであり、心より感謝申し上げます。

 令和3年度入学者選抜からは、大学入試センター試験の蓄積を基盤として思考力・判断力・表現力等をより重視した新たな試験として大学入学共通テストを実施する予定です。

 昨年11月1日に民間の英語資格・検定試験を活用した大学入試英語成績提供システムの導入延期が、12月17日に大学入学共通テストの国語・数学における記述式問題導入の見送りが、それぞれ文部科学大臣から発表されました。このことを受け、大学入試センターでも、文部科学省において見直された「令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施大綱」に基づき、「出題教科・科目の出題方法等」を見直し本年1月29日に公表しました。
 令和3年度大学入学共通テストについては、新型コロナウイルス感染症の影響により学習の遅れが生じた受験生に配慮して、二つの日程を設定することが文部科学省から発出された「令和3年度大学入学者選抜実施要項」に記載されたことを受け、大学入試センターでは6月30日に「令和3年度大学入学共通テスト実施要項」を発表したところです。
 今年度は出題方法等の見直しに加え、例年とは異なる試験日程になるなど、受験者・関係の皆様には大変なご心配をおかけしていることと思います。大学入試センターとしては、感染予防のための対策や試験場の確保など、これまでと異なる実施運営について、各大学とも十分な情報共有と協力の下で試験実施に万全を期してまいります。
 また、7月22日には「受験案内」ならびに「受験上の配慮案内」を公表しましたが、今後も受験者・関係の皆様が安心して試験に臨めるよう、更なる情報発信・周知に努めてまいります。

 大学入試センターでは、これまでも入学者選抜方法の改善に資する調査・研究を進めるとともに、全国の大学入学者選抜に関わる研究者や事務系職員の研究交流と情報交換の場である全国大学入学者選抜研究連絡協議会を開催してまいりました。これらを通じて、わが国の入学者選抜方法の改善に向けた取り組みを一層強化し、大学入学共通テストの円滑な実施に反映していくと同時に、関連機関等と広く意見交換し、常に現状を正しく分析し、評価し、改善するとともに、それらの成果を積極的に情報発信することによって、今後ともより良い試験の実施に向けて役職員一同努力してまいります。


令和2年8月

top_btn