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令和8年度 大学入学共通テスト受験上の配慮Q&A

INDEX

  • 以下のQ&Aでは「受験上の配慮案内●ページ」を「配慮案内●ページ」と省略して表記します。

1.配慮申請の概要について

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Q1 「受験上の配慮案内」を入手するにはどうすればよいですか?
A1 大学入試センターのウェブサイト(令和8年度受験上の配慮案内)からダウンロードして入手してください。冊子での配付は行っていません。
Q2 病気・負傷や障害等のために受験に際して配慮を希望したいのですが、どのような配慮事項がありますか?
A2 どのような配慮事項があるかについては、「3 受験上の配慮事項」(配慮案内6~28ページ)を確認してください。
 これらの配慮事項は、高等学校等での配慮の実施状況、障害等の種類や程度にかかわらず、必要に応じて、申請することができます。
 なお、申請のあった配慮事項については、大学入試センターにおいて審査の上、配慮事項を決定します。
 申請に当たっては、事前相談を受け付けていますので、できるだけ早めに大学入試センター志願者専用電話(03-3465-8600)まで問い合わせてください。
Q3 病気・負傷や障害等のために受験に際して配慮を希望したいのですが、どのように申請するのでしょうか?
A3 まず、大学入試センターのウェブサイトから「受験上の配慮案内」を入手し、申請の流れや必要書類を確認してください(配慮案内3ページ、Q&A 24)。
 なお、受験上の配慮の申請は郵送でのみ受け付けています。
 申請期間は第1期(7月1日(火)から8月29日(金)(必着)または8月27日(水)(消印有効))と第2期(9月1日(月)から10月3日(金)(必着)または10月1日(水)(消印有効))の二つあります。
 第1期に申請した場合は、9月22日(月)までに「受験上の配慮事項審査結果通知書」が送付されるため、出願期間中(9月16日(火)~10月3日(金))に申請した配慮事項の審査結果を確認することができます。(配慮案内30ページ)
Q4 申請した受験上の配慮事項について、審査結果を知った上で大学入学共通テストに出願することができますか?
A4 受験上の配慮の申請期間のうち、第1期(7月1日(火)から8月29日(金)(必着)または8月27日(水)(消印有効))に申請した場合は、9月22日(月)までに「受験上の配慮事項審査結果通知書」が送付されるため、出願期間中(9月16日(火)~10月3日(金))に申請した配慮事項の審査結果を確認の上、出願することができます。(配慮案内30ページ)

2.配慮内容について

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Q5 試験時間中にトイレに行くために一時退室したいのですが、申請は必要ですか?
A5 配慮申請をしていなくても、トイレに行くための一時退室は可能です。
 体調不良、トイレ等により、やむを得ず退室を希望する場合には、監督者に申し出て、その指示に従ってください。(受験案内48ページ)
 なお、頻繁にトイレに行くこと等の理由により、配慮を希望する場合は、Q&A 6を参照してください。
Q6 試験時間中にトイレに頻繫に行く症状があります。どのような配慮が考えられますか?
A6 「座席を試験室の出入口に近いところに指定」、「トイレに近い試験室での受験」などがあります。「3-1-4 試験室や座席に関する配慮」(配慮案内19ページ)を確認の上、申請してください。
Q7 発作の症状があります。申請内容、申請方法を教えてください。
A7 発作時に休養室等を必要とする場合は、「④試験時間中に監督者等へ求める対応等」(配慮案内23ページ)の「発作時に休養室又は医務室を利用」を申請することができます。
 併せて配慮案内23ページ(注)を確認してください。
Q8 「試験室入口までの付添者の同伴」を申請し許可された場合、試験時間中以外であれば、付添者(保護者等)は受験者と会うことができますか?
A8 付添者は、試験時間中以外であれば会うことができます。また、付添者は試験場内に準備された控室で待機することができます。
 なお、付添者は試験時間中以外であればトイレ等の介助を行うことが可能ですが、試験時間中に受験者の介助を行うことはできません。試験時間中は介助者が受験者の介助を行うため、試験時間中の介助を希望する場合には、「介助者の配置」(配慮案内20ページ)の申請が必要です。
Q9 「介助者の配置」が許可された場合に配置される介助者はどのような人ですか?
A9 「介助者の配置」(配慮案内20ページ)を確認してください。

Q10 上肢に障害があり、問題冊子をめくる補助、消しゴムで消す際の補助などを希望したいです。この場合、どのように配慮申請をすればよいですか?
A10 簡易的な補助は、試験室内にいる監督者等が行いますので、「3-2 その他の配慮事項」の「④試験時間中に監督者等へ求める対応等」(配慮案内23ページ)を確認の上、申請してください。
 「3-2 その他の配慮事項」に記載のない補助を希望する場合には、大学入試センター志願者問合せ専用電話(03-3465-8600)に問い合わせてください。
 
Q11 アラーム音が鳴る医療機器を装着して受験を希望する場合、申請内容、申請方法について教えてください。
A11 アラーム音の有無にかかわらず、装着する医療機器については、「3-2 その他の配慮事項」の「③持参使用するもの」(配慮案内22ページ)を確認の上、申請してください。
 なお、アラーム音の鳴る医療機器については、使用する機器の形状、音の鳴る頻度、音の大きさ、音が鳴った場合の処置等を「【A】受験上の配慮申請書第4面」の「補足事項等記入欄」に必ず詳しく記入する必要がありますのでご留意ください。
 また、「3-2 その他の配慮事項」に記載のない医療機器を希望する場合は、大学入試センター志願者問合せ専用電話(03-3465-8600)へ問い合わせてください。
Q12 病気・負傷や障害等のために試験時間中に持参使用したいものがありますが、配慮申請は必要ですか?
A12 試験時間中に机の上に置けるもの(受験案内48ページ)や、受験上の配慮を申請せずに使用できるもの(配慮案内24ページ)以外のものを病気・負傷や障害等のために試験時間中に使用したい場合は、配慮申請が必要です。
 申請する場合は、「3-1 主な配慮事項」(配慮案内8ページ)、「3-2 その他の配慮事項」(配慮案内21~23ページ)を確認してください。
 なお、持参使用するものの大きさや形状、用途等の詳細を「【A】受験上の配慮申請書第4面」に記入する必要がありますのでご留意ください。
 「3-1 主な配慮事項」(配慮案内8ページ)、「3-2 その他の配慮事項」(配慮案内21~23ページ)に記載のない配慮事項を希望する場合や、持参使用に係る配慮申請について事前に確認したい場合は、大学入試センター志願者問合せ専用電話(03-3465-8600)に問い合わせてください。
Q13 聴覚過敏の症状があり、耳栓を使用したいのですが、配慮申請は必要ですか?
A13 必要です。
 試験時間中に耳栓(デジタル耳栓を含む。)、イヤーマフを使用したい場合は、配慮申請をしてください。
 ただし、受験者入室終了時刻から試験開始(解答開始)時刻までの時間及び試験終了時刻以降の時間は、注意事項等の指示を行う監督者の声が聞こえなくなる可能性がありますので、耳栓等は使用できません。
 また、通信機能を有するものや、イヤホンは耳栓として使用できません。
 耳栓の使用を申請する場合は、「3-2 その他の配慮事項」の「③持参使用するもの」(配慮案内22ページ)を確認してください。
 なお、試験時間中の指示や試験終了時の指示が聞こえなくなる可能性があるため、留意してください。
Q14 病気・負傷や障害等のために常に着帽したまま受験したいのですが、配慮申請は必要ですか?
A14 試験時間中に監督者から本人確認等のため脱帽するよう指示があった際に、脱帽できるのであれば配慮申請は不要です。脱帽できない場合は、配慮申請が必要です。
 また、大学入学共通テストの出願サイトでの出願内容の登録時に着帽した顔写真のデータを使用したい場合は、試験当日の着帽の有無にかかわらず、配慮申請が必要です。
 申請する場合は、「3-2その他の配慮事項」の「③持参使用するもの」(配慮案内22ページ)を確認してください。
Q15 「英語」のリスニングにおいて、病気・負傷や障害等により「ヘッドホンの貸与」の申請をしようと考えていますが、出願時に「イヤホン不適合措置」(受験案内27ページ)も申請する必要はありますか?
A15 配慮申請と併せて「イヤホン不適合措置」を申請する必要はありません。
 病気・負傷や障害等を理由としてヘッドホンの貸与を希望する場合は、配慮申請のみを行ってください。
 リスニングで使用するイヤホンが耳に装着できないことによるヘッドホンの貸与については「イヤホン不適合措置申請書」による申請のみを行ってください。(受験案内27ページ)
Q16 座席位置について、一番前か一番後ろの席のどちらかであれば構わないのですが、そのような申請は可能ですか?
A16 座席位置については「3-2 その他の配慮事項」①「試験室の設備」や「座席位置」に関する配慮事項欄の「座席の位置を指定」(配慮案内21ページ)が該当します。
 試験室内での座席を決定する必要がありますので、 どちらでも構わない場合でも、必ずどちらかを第一希望、もう一方を第二希望として配慮申請をしてください。
 なお、第二希望の申請方法については、「申請する配慮事項の第二希望について」(配慮案内43ページ)を確認してください。
Q17 配慮事項の「別室の設定」と「個室の設定(試験室に受験者1名)」の違いは何ですか?
A17 Q&A〈配慮内容について〉(配慮案内28ページ)の「Q&A 4」を参照してください。

Q18 リスニングの試験時間中に補聴援助システムを使用したいのですが、配慮申請できますか?
A18 リスニングに限り無線通信機能(FM電波やBluetooth等)を用いた補聴援助システムの持参使用を申請することができます。
 なお、希望する場合は、在学している学校又は大学入学共通テスト利用大学の入試担当窓口で、ICプレーヤーとの接続等を必ず確認した上で、申請してください。
 また、大学入学共通テスト利用大学で確認する場合には、事前に入試担当窓口へ連絡してください。(配慮案内18ページ)
Q19 「特製机の持参使用」など、大型の物品の持参を希望したいのですが、試験前日までに試験会場へ搬入することはできますか?
A19 「【A】受験上の配慮申請書第4面」の「4.補足事項等記入欄」にその旨を記入してください。
Q20 特定の化学物質に対して頭痛を発症してしまうため特定の化学物質を使用していない試験室を希望しています。その場合、どのような配慮が考えられますか?
A20 事前相談が必要な配慮事項に該当する場合がありますので、できるだけ早めに大学入試センター志願者専用電話(03-3465-8600)まで問い合わせてください。
Q21 特定の食物等に対するアレルギー反応がありますが、「エピペンの持参使用」は申請すべきでしょうか?
A21 医師と相談のうえ、試験時間中に使用するため配慮の申請をする場合は、「【A】受験上の配慮申請書第4面」の「4.補足事項等記入欄」にアレルギーの原因となるものを記入してください。
 なお、休憩時間中に使用する場合は申請不要です。
Q22 現在、病気に罹患している(または怪我をしている)のですが、共通テスト当日までに完治するか不明です。この場合、配慮申請をするべきですか?
A22 病気(または怪我)の状態等を踏まえて配慮申請を行うかどうかを医師と相談してください。
Q23 高等学校等で配慮を受けていますが、高等学校等で受けていない配慮事項を申請することはできますか?
A23 申請できます。
 大学入試センターでの審査の際は、志願者からの申請に基づき、個々の症状や状態等を総合的に判断します。
 なお、高等学校での状況等については、「【A】受験上の配慮申請書第3面」の「3.受験に際して配慮を希望する理由」や「【C】状況報告書」(該当する場合のみ)に記入してください。

3.申請書類や提出方法について

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【申請書類の入手~作成前】
Q24 申請書類はどこで入手できますか?
A24 各申請書類の入手方法は以下のとおりです。
 なお、事前に大学入学共通テスト出願サイトの「マイページ」の作成が必要です。
  • 「【A】受験上の配慮申請書」
 大学入学共通テスト出願サイトの「マイページ」から取得
  • 「【B】診断書」及び「【C】状況報告書」は以下の①~②のいずれかで取得
  1. 大学入学共通テスト出願サイトの「マイページ」から取得(PDF様式)
  2. 大学入試センターのウェブサイトから取得(PDF/Word様式)
Q25 「【A】受験上の配慮申請書」は大学入学共通テスト出願サイトの「マイページ」以外から取得することはできますか?
A25 「【A】受験上の配慮申請書」については、大学入学共通テスト出願サイトの「マイページ」以外からは取得できません。
 「マイページ」に登録した情報が出力されるため、必ず申請者本人の「マイページ」から取得した様式を使用してください。申請者本人の「マイページ」以外から取得した様式を使用して申請することはできません。
Q26 「【B】診断書」について、【B1】~【B5】のどの区分の診断書を使用すればよいですか?
A26 どの区分の診断書を使用するかについては、「3-1 主な配慮事項」の表中の「対象となる者」(配慮案内8ページ)を参考に、記入いただく医師と相談してください。
 なお、「【B3】診断書(肢体不自由関係)」を使用しない場合でも上肢の機能障害により「チェック解答」、「試験時間延長(1.3倍)」を申請する場合は、必ず「【B3】診断書」裏面の「●志願者自署欄」、「●マーク塗りつぶし欄」、「●チェック欄」の各欄を医師立会いのもと、志願者が記入したものも提出してください。
Q27 希望する配慮事項が複数の症状による場合、症状ごとに診断書を用意する必要はありますか?
 (例:自閉スペクトラム症及び不安障害の症状により、「別室の設定」と「座席を最後列に指定」を希望する場合、自閉スペクトラム症については、「【B5】診断書(発達障害関係)」、不安障害については「【B4】診断書(病弱関係・その他)」の2つの診断書を用意する必要があるか。)
A27 必要です。
 ただし、1つの診断書に配慮を必要とする理由を全て記載できるのであれば、1つの診断書の提出でも差し支えありませんので、記入いただく医師と相談してください。
Q28 「【B】診断書」は主治医に書いてもらう必要がありますか?
A28 必ずしも主治医の診断書である必要はありません。
 ただし、「【B】診断書」には、希望する全ての受験上の配慮事項について、それぞれ必要とする具体的な理由を必ず医師に記入してもらうようにしてください。
Q29 「【B】診断書」の作成に当たり、パソコンで作成したいと医師から言われましたが、どこで入手できますか?
A29 大学入試センターのウェブサイトにWord様式の診断書がありますので、そちらを使用してください。
Q30 「【A】受験上の配慮申請書」や「【C】状況報告書」は、手書きではなく、パソコンで入力したものを印刷して提出してもよいでしょうか?
A30 差し支えありません。
 また、「【A】受験上の配慮申請書」第1面の「⑩校長名・記載責任者名・記載責任者の連絡先」欄は電子印でも差支えありません。
Q31 大学入学共通テスト出願サイトの「マイページ」や大学入試センターのウェブサイトから印刷する申請書類は両面印刷でなければいけませんか?
A31 両面印刷・片面印刷のどちらでも構いませんが、用紙はA4サイズで印刷してください。
 なお、片面印刷をした書類を提出する場合は、記入のないページがあっても全てのページを必ず提出してください。
Q32 大学入学共通テスト出願サイトの「マイページ」や大学入試センターのウェブサイトから申請書類を印刷して使用する際、プリンタ(モノクロ・カラー)や紙質の指定はありますか?
A32 A4サイズの用紙に印刷して使用いただければ、プリンタ(モノクロ・カラー)や紙質の指定はありません。
Q33 「【B】診断書」の有効期限はありますか?
A33 有効期限はありませんが、必ず令和8年度大学入学共通テストの様式を使用して医師に記入してもらい提出してください。
 なお、過年度の様式を使用した場合、申請を受け付けられません。
Q34 「【B】診断書」に添付する検査結果に有効期限はありますか?
A34 以下のとおりとなります。
  • 「発達障害」に関する検査結果は、診断書に記載されているとおり、原則として申請時の3年以内の検査結果としていますが、3年以内に検査をしていない場合は直近の検査結果を添付してください。
  • 「発達障害」以外に関する検査結果は、期間の定めはありませんので、直近の検査結果を添付してください。
Q35 病院独自の様式の診断書を提出することは可能ですか?
A35 できません。
 診断書は必ず令和8年度大学入学共通テストの「【B】診断書」の様式を使用して医師に記入してもらい、提出してください。
 なお、診断書を含む申請書類の入手方法はQ&A 24を確認してください。
Q36 障害者手帳のコピーを診断書の代わりとすることは可能ですか?
A36 できません。
 診断書は必ず令和8年度大学入学共通テストの「【B】診断書」の様式を使用して医師に記入してもらい、提出してください。
 なお、診断書を含む申請書類の入手方法はQ&A 24を確認してください。
Q37  1.5倍の試験時間延長を希望しています。「【A】受験上の配慮申請書」「【B】診断書」のほかに提出する書類はありますか?
A37 あります。
 「試験時間を1.5倍に延長」を希望する場合は、配慮案内37ページ(注2)を確認してください。
Q38 発達障害のため別室の申請を考えています。「【C4】状況報告書(別室の設定)」を提出する必要はありますか?
A38 発達障害のために別室を申請する場合は、「【C4】状況報告書(別室の設定)」の提出は不要です。「【C5】状況報告書(発達障害関係)」の「別室の設定」欄に必要とする理由を記入して提出してください。(「リスニングの免除」「試験時間延長(1.3倍)」についても同様)
Q39 「拡大文字問題冊子の配付」の申請を検討していますが、事前に問題冊子のサンプルを見ることはできますか?
A39 大学入試センターのウェブサイト(拡大文字問題冊子のサンプル)にサンプルを掲載しています。
Q40 「文字解答」「チェック解答」の申請を検討していますが、事前に解答用紙のサンプルを見ることはできますか?
A40 大学入試センターのウェブサイト(文字解答用紙・チェック解答用紙のサンプル)にサンプルを掲載しています。
Q41 「試験時間の延長」の申請を検討していますが、リスニングの実施方式について、連続方式と音止め方式のサンプル音声をそれぞれ事前に試聴することはできますか?
A41 大学入試センターのウェブサイト(試験時間延長(1.3倍)を許可された場合のリスニング音声のサンプル)でサンプル音声を試聴できます。
Q42 配慮申請は、第1期(7月1日(火)~8月29日(金)(必着)または8月27日(水)(消印有効)と第2期(9月1日(月)~10月3日(金)(必着)または10月1日(水)(消印有効))の二つの申請時期がありますが、どちらの時期に申請してもよいですか?
A42 第1期の期間内に申請した場合は、9月22日(月)までに「受験上の配慮事項審査結果通知書」が送付されるため、大学入学共通テストの出願期間中に、申請した配慮事項の審査結果を確認することができます。
 なお、二つの申請時期のどちらでも申請は可能ですが、希望する配慮事項によっては審査に時間がかかる場合もあるため、できるだけ第1期の期間内に申請してください。
【申請書類作成について】
Q43 「【A】受験上の配慮申請書」の第1面に「①高等学校等コード」欄がありますが、高等学校等コードはどこで分かりますか?
A43 大学入試センターのウェブサイト(高等学校等コード表)に掲載しています。
Q44 「【B】診断書」や「【C】状況報告書」に希望する配慮事項が記入されていれば、「【A】受験上の配慮申請書」には希望する配慮事項を記入しなくてもよいですか?
A44 必ず記入してください。
 希望する配慮事項として審査の対象となるのは、「【A】受験上の配慮申請書」に記入のある事項です。「【A】受験上の配慮申請書」に記入がない場合は、申請事項として扱われないため審査の対象となりません。
Q45 審査の結果、希望する配慮事項が許可されなかった場合に備え、第二希望の配慮事項も申請できますか?
A45 できます。
 第二希望がある場合は、「【A】受験上の配慮申請書第3面」の「㉗その他の希望配慮事項等」(2)欄に具体的に記入してください。(配慮案内43ページ)
Q46 「【A】受験上の配慮申請書第3面」の「3.受験に際して配慮を希望する理由」欄にはどのようなことを記入すればよいですか?
A46 病気・負傷や障害等の症状及び学校等の普段の状況(授業中に受けている配慮等)や受験上の配慮が必要な理由を記入してください。
 なお、「【B】診断書」や「【C】状況報告書」に記入のある内容については、「その他の事項については診断書(状況報告書)に記入のあるとおりです」等と記入してください。(配慮案内41ページ)
Q47 「【B】診断書」の作成が申請期限に間に合わないのですが、「【A】受験上の配慮申請書」だけ先に送付することは可能ですか?
A47 できません。
 配慮申請を行う際は、必ず必要な書類一式を送付してください。書類に不足がある場合は、申請を受け付けられません。
 なお、「【B】診断書」の作成は必ずしも主治医である必要はありません。
Q48 「【B2】診断書(聴覚障害関係)」について、オージオグラムの検査伝票の紙を別で用意しています。
 診断書の様式内に改めて記入してもらう必要がありますか?
A48 オージオグラムの検査伝票の紙が別にある場合は、「【B2】診断書(聴覚障害関係)」裏面にある「(現症記入欄)」に貼り付けて提出してください。
 なお、検査伝票が複数枚ある場合は、重ならないように貼り付けてください。
 また、貼り付ける場所が足りない場合は、A4サイズの白紙を用意し、そちらに貼り付けてください。
Q49 「【C】状況報告書」は高等学校等の校長名で報告する様式になっていますが、卒業見込者以外の者(既卒者等)は、誰に書いてもらえばよいですか?
A49 卒業見込者以外の者の場合、保護者等が高等学校等以外の教育機関等(予備校や塾など)における状況等及び専門家(医師など)の所見を記入してください。保護者以外では、例えば予備校の講師・職員等など、志願者の学習の状況について具体的に記入できる者が考えられます。
 また、現在の学習状況の他、高等学校等で受けていた配慮についても記入して差し支えありません。
Q50 通信制課程やサポート校に通っている場合、「【A】受験上の配慮申請書第1面」の「記載責任者名」等や「【C】状況報告書」は誰に書いてもらえばよいですか?
A50 通信制高校の教職員やサポート校の教職員が記入してください。
Q51 配慮申請書類を郵送した後に引っ越す予定があります。その場合、提出する申請書等の住所はどのように書けばよいですか?
A51 申請書の住所には現住所を記入した上で、「【A】受験上の配慮申請書第4面」の「補足事項等記入欄」に、引っ越しをするため申請書の住所とは異なる住所で出願する予定である旨を記入してください。
 なお、大学入試センターから確認のため連絡をする場合がありますのでご了承ください。
Q52 リスニングにおいてCDプレーヤーから直接音声を聞く方式を申請しようと思いますが、その場合は「【C4】状況報告書(別室の設定)」の提出は必要ですか?
A52 不要です。
 ただし、リスニング以外の試験時間も別室を希望する場合には、申請書第2面で「別室の設定」を申請し、 「【C4】状況報告書(別室の設定)」を提出してください。
【申請書類の送付について】
Q53 配慮申請書類の提出は大学入学共通テストの出願サイトから行うことはできますか?
A53 できません。
 配慮申請は郵送でのみ受け付けています。なお、申請書類の入手方法はQ&A 24を確認してください。
Q54 医師の診断書を封がされた状態で受け取りました。このまま提出してよいですか?
A54 封筒から出して提出してください。
 なお、提出された申請書類は一切返却できませんので、必ずコピーを取った上で原本を提出し、コピーは大切に保管しておいてください。
Q55 片面印刷した申請書類を提出するとき、ホチキス留めは必要ですか?
A55 ホチキス留めは不要です。そのまま提出してください。
Q56 申請書を送付する際は、二つ折りや三つ折りにして送付しても構いませんか?
A56 差し支えありません。
Q57 申請書類の記入欄に入りきらない場合には別紙に記入しても構いませんか。
A57 差し支えありません。
 記入欄に「別紙参照」と明記の上、別紙についてはA4サイズの用紙で作成してください。
Q58 「【A】受験上の配慮申請書」について、第3面や第4面に記入する事項がない場合には、第1面と第2面のみを提出してもよいですか?
A58 記入事項がない場合でも、第3面と第4面の提出が必要です。
 「【A】受験上の配慮申請書」を含め、各様式を提出する際には、記入する事項のない面を含めて、全ての面を提出してください。
【申請書類送付後】
Q59 申請書類を送付しましたが、大学入試センターに届いたか連絡をしてもらうことはできますか?
A59 大学入試センターから書類到着の連絡はしていません。簡易書留郵便で送付することになりますので、お手元の追跡番号から郵便追跡サービスにて到着を確認してください。
Q60 大学入試センターから送付される配慮申請に関する通知文書は、大学入学共通テスト出願サイトの「マイページ」から確認できますか。
A60 できません。
 通知文書(「受験上の配慮事項審査結果通知書」、「受験科目等通知・確認書」、「受験上の配慮事項決定通知書」)は全て郵送します。(配慮案内29ページ)
Q61 「受験上の配慮事項審査結果通知書」を受け取りましたが、申請書に記入し忘れていた配慮事項がありました。今から追加できますか?
A61 「【A】受験上の配慮申請書」に記入していなかった配慮事項について、追加で申請することはできません。
 ただし、大学入学共通テストの出願後の不慮の事故等(交通事故、負傷、発病、症状の悪化等)のために受験上の配慮が必要になった場合は、追加の申請ができます。(配慮案内33~34ページ)
 また、申請したにもかかわらず、「受験上の配慮事項審査結果通知書」の配慮事項に漏れ等があった場合は、受領日を含め必ず1週間以内に大学入試センター事業第1課に連絡してください。
Q62 「受験上の配慮事項審査結果通知書」を受け取りましたが、希望していた配慮事項が不許可となりました。配慮事項を変更して再審査の申請をすることは可能ですか?
A62 申請書類の提出は一度のみとなります。また、大学入試センターで審査の上、決定した配慮事項については再審査を行いません。
 なお、希望する配慮事項が不許可となった場合に備え、第二希望の配慮事項を申請することができます。(配慮案内43ページ)
Q63 配慮申請を第1期で行い、「帽子の着用(帽子を着用した状態の写真を登録)」が許可されましたが、出願内容の登録時に否認(「受付できない写真」と判定)されました。どうしたらよいでしょうか?
A63 大学入試センター志願者問合せ専用電話(03-3465-8600)まで問い合わせてください。
Q64 第2期申請期間に、「帽子の着用(帽子を着用した状態の写真を登録)」を申請しようと考えています。審査結果が通知される前ですが、出願時に登録する顔写真は帽子を着用した状態で登録してもよいでしょうか?
A64 大学入試センター志願者問合せ専用電話(03-3465-8600)まで問い合わせてください。
Q65 「試験場への乗用車での入構」が許可されましたが、具体的な入構手続きなどはどこで確認できますか?
A65 受験票に記載されている「問合せ大学」に連絡の上、入構方法などを確認してください。
Q66 大学入試センターからの受験上の配慮に係る通知文書を紛失した場合はどうしたらよいですか?
A66 大学入試センター志願者問合せ専用電話(03-3465-8600)まで問い合わせてください。

4.受験上の配慮 令和8年度大学入学共通テスト主な変更点について