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2021.06.02 入研協

令和3年度全国大学入学者選抜研究連絡協議会大会(第16回)を開催しました

 大学入試センターは,福岡大学と共催で,全国大学入学者選抜研究連絡協議会大会(第16回)を,令和3年5月20日~5月22日にオンラインで開催しました。
 この大会は,国公私立大学等の研究者及び入試事務担当者が一堂に会し,大学の入学者選抜方法の改善に関する調査及び研究について,討論会や研究会を開催することにより,研究交流の一層の推進に資することを目的としています。
 大会期間中は,全国の国公私立大学をはじめ,高等学校,都道府県教育委員会,その他多数の教育関係者等にご参加いただき,3日間を通じて400名以上の参加がありました。
 全体会1~3での報告・討論や,6つのセッションに分かれての研究会オープンセッション,及び大学関係者のみに参加を限定した研究会クローズドセッションを通じ,入学者選抜に関する研究交流の一層の推進を図ることができました。
 
 
 このうち,1日目の全体会1(大学入試センターセミナー Part 1)「入学定員管理の厳格化の影響 ―これまでとこれから―」では,まず,司会の福島真司 大正大学教授から趣旨説明があり,安田賢治 大学通信常務取締役から「『定員管理の厳格化』によって何が起きたか~これまでとこれから~」,日下田岳史 大正大学専任講師から「東京23区の私立大学における『トリクルダウン現象』~人文・社会科学系の中規模大学の事例~」,藤修 山梨大学特任准教授から「定員厳格化のもと,山梨県及び山梨大学における影響」,岡本眞一郎 埼玉県武南中学高等学校教諭から「学校推薦型選抜の加速化とチャレンジ精神の危機」と題した説明,報告がありました。その後,圓月勝博 同志社大学教授,及び大沼敏美 山形城北高等学校校長からの指定討論を踏まえて,山地弘起 大学入試センター試験・研究副統括官の司会により,大学と高校双方の立場から求められる対応と今後の見通しについて,全体討論が行われました。
 
 続いて,全体会1(大学入試センターセミナー Part 2)「共通試験の役割再考 ―センター試験を振り返って―」では,大津起夫 大学入試センター試験・研究統括官及び川嶋太津夫 大阪大学特任教授の司会により進行し,川嶋 大阪大学特任教授から「共通試験の役割についての検討状況」,大谷奨 筑波大学教授から「国立大学においてセンター試験が果たした役割―筑波大学を中心に―」,中島範行 富山県立大学教授から「公立大学においてセンター試験が果たした役割―富山県立大学を中心に―」,本郷真紹 立命館大学教授から「私立大学においてセンター試験が果たした役割―立命館大学を中心に―」,石崎規生 東京都立桜修館中等教育学校統括校長から「高校からみたセンター試験の役割」と題した報告がありました。その後,石原賢一 駿台教育研究所進学情報事業部長からの指定討論を踏まえて,共通試験の貢献と諸課題,今後の大学入学共通テストのあり方や利用の仕方について全体討論が行われました。
 
 2日目午前の全体会2「ポストコロナ時代に求められる入試広報とは」では,大谷奨 筑波大学教授及び丸岡博 福岡大学入学センター長の司会により進行し,永野拓矢 名古屋大学准教授から「オンラインにおける入試説明会・進学相談会の試み」,加藤建二 学校法人東洋大学理事・入試部長から「入試広報の真の目的とは ~TOYOWebStyle 8年間の経験から~」,小林浩 リクルート進学総研所長・リクルート「カレッジマネジメント」編集長から「コロナ禍で狭くなる受験生の視野,ミスマッチをどう防ぐか」と題した報告があり,今後の入試広報における戦略や求められる入試広報の在り方について全体討論が行われました。
 
 また,午後の全体会3「コロナ禍の下での大学入学者選抜」では,まず,司会の内田照久 大学入試センター教授から趣旨説明があり,高原幸治 桜美林大学入学部長・学長補佐から「大学入試におけるオンライン面接の利用について」,村上健 立命館アジア太平洋大学学長室長・事務局部長から「コロナ禍における留学生の募集と入試について」,和田周久 株式会社EduLab取締役副社長兼COOから「オンライン学力試験における遠隔試験監督について」,楊達 空間概念研究所学術顧問・早稲田大学文学学術院教授及び長田厚樹 神田外語大学事務局長補佐・副理事から「オンライン学力試験における公平性の維持について」,根上生也 横浜国立大学大学院先進実践学環長から「個別学力試験中止の決断とそれに伴う影響と対応策」と題して報告がありました。その後,植阪友理 東京大学准教授の司会により,COVID-19に限らないより多くの事象へ対応しうる安定した試験実施の在り方について,全体討論が行われました。
 
 いずれの全体会についても,参加者から寄せられた質問も踏まえ,活発な意見交換が展開されました。

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