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令和7年度全国大学入学者選抜研究連絡協議会大会(第20回)

INDEX

令和7年度全国大学入学者選抜研究連絡協議会大会(第20回)を開催しました。

 大学入試センターは、東京大学と共催で、全国大学入学者選抜研究連絡協議会大会(第20回)を、令和7年5月29日~5月31日に対面(オンサイト)で開催しました。
 この大会は、国公私立大学等の研究者及び入試事務担当者が一堂に会し、大学の入学者選抜方法の改善に関する調査及び研究について、討論会や研究会を開催することにより、研究交流の一層の推進に資することを目的としています。
 第20回を記念し、コロナ禍以来6年ぶりの対面での開催となった本大会では、大会3日間を通じて、全国の国公私立大学をはじめ、高等学校、都道府県教育委員会、その他の機関から、約400名の入試関係者等の参加がありました。
 自主企画セッション及び全体会1~3での報告・討論や、5つのセッションに分かれての研究会オープンセッション、及び大学関係者のみに参加を限定した研究会クローズドセッションを通じ、入学者選抜に関する研究交流の一層の推進を図ることができました。
 このうち、自主企画セッション「高校への効果的な情報提供手段(コミュニケーション)を模索する」では、まず、喜村仁詞氏(岡山県立大学)から「学生募集における高校教員の役割:高校とのコミュニケーションの重要性」と題した趣旨説明があり、永野拓矢氏(名古屋大学)から「高校訪問における期待と課題」、山田貴光氏(富山大学)から「高校教員対象説明会の小規模な開催による広域展開」、三宅貴也氏(電気通信大学(元)特任教授)から「高大連携による大学合同での高校教員対象説明会の開催」と題した報告がありました。その後、竹内正興氏(香川大学)の司会の下、「高校教員への効果的な情報提供(コミュニケーション)について」と題したパネル討論が行われました。
 続いて、1日目の全体会1(センターセミナー)「生成AIの入試活用」では、まず、石岡恒憲 大学入試センター客員教授から「生成AIの入試活用」と題した趣旨説明があり、宇都雅輝 電気通信大学准教授から「大学入試業務における生成AIの活用可能性と範囲-自動作問技術に関わる学術的・社会的な動向を踏まえて-」、鈴木剛 リコーデジタル戦略部デジタル技術開発センター副所長から「企業における生成AIの利用、ガイドライン、セキュリティ」、Simmy Ziv-el(Finetune by Prometric, Chief Strategy & Business Development Officer)から「AI時代におけるテスト開発の未来 ~Finetune Generate®の事例から見るイノベーション、倫理、セキュリティの両立における教育機関の対応~」と題した報告がありました。その後、宮澤芳光 大学入試センター准教授の進行により、生成AIの入試活用について、総合討論が行われました。
 2日目午前の全体会2「入研協の温故知新:入研協に期待したこと、これから期待すること」では、まず、川嶋太津夫 神戸大学名誉教授、大阪大学名誉教授より「入研協の温故知新:入研協に期待したこと、これから期待すること」と題した趣旨説明があり、続いて、入研協発足時のキーパーソンである村上隆 名古屋大学名誉教授、中京大学名誉教授から「入研協が目指したもの、成し遂げたこと」、荒井克弘 東北大学名誉教授、大学入試センター名誉教授から「高等教育(入試)研究で入研協が果たした役割」、内田隆志 全国高等学校長協会長から「高等学校関係者にとっての入研協の意義は」、片柳成彬 文部科学省高等教育局大学振興課大学入試室長から「文部科学省が入研協に期待したこと、期待すること~直近の入試状況を踏まえながら~」と題した報告がありました。
 その後、川嶋太津夫 神戸大学名誉教授、大阪大学名誉教授及び椎名久美子 大学入試センター試験・研究副統括官の司会の下、入研協に期待することについて全体討論が行われました。
 また、午後の全体会3「新課程の高校教育と大学入試の課題―「探究」に焦点を当てて」では、まず、中島範行 富山県立大学教授から「新課程の高校教育と大学入試の課題―「探究」に焦点を当てて」と題した趣旨説明があり、荒瀬 克己 独立行政法人教職員支援機構理事長から「何のための探究か~これからの高大接続について考える~」と題した基調講演がありました。続いて、本谷一 北海道ニセコ高等学校長から「高校での探究学習の実態」、池田 文人 大阪公立大学教授から「高校の探究学習の実態調査と探究学習で育成される非認知能力の測定方法」、本郷真紹 立命館大学特命教授から、「新課程や探究の主旨に即した学習のあり方と探究学習の過程や成果の評価」と題した報告がありました。
 その後、中島範行 富山県立大学教授及び畠山禎 北里大学教授の司会により、「探究」に焦点を当てた新課程の高校教育と大学入試について、全体討論が行われました。
 いずれの全体会についても、参加者から寄せられた質問も踏まえ、活発な意見交換が展開されました。

大会参加申込について

 令和7年度全国大学入学者選抜研究連絡協議会大会(第20回)の参加申込の受付は締め切りました。
 多数の方に申込みをいただき、ありがとうございました。

1.期日

 令和7年5月29日(木)~31日(土)

2.会場

29日(木)・30日(金)
 一橋講堂 東京都千代田区一ツ橋2丁目1−2 学術総合センター2F
31日(土)
 東京大学駒場キャンパス 東京都目黒区駒場3丁目8−1

3.対象

 全国の国公私立大学及び高等学校関係者等
 ただし、5月31日(土)開催の「研究会(クローズドセッション)」は大学所属の研究者及び入試事務担当者に限ります。

4.定員

 450名(先着順)

5.申込方法

 5月22日(木)までに、下記参加受付フォームより必要事項ご入力のうえお申し込みください。
申込QRコード



https://forms.gle/wB5tpc4RVaqCrxjr5(フォームへ移動)(別ウインドウで開く)

  • フォーム送信後は受付完了メールが自動送信されます。受付完了メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダ等に振り分けられていないかご確認ください。

6.参加費

 1人5,000円(税込)
 5月23日(金)までに、受付完了メールに記載の口座に参加費をお振り込みください。5月23日(金)までにお支払いがない場合は、お申し込みを無効とさせていただきます。
 請求書は発行いたしませんので、メールでの通知を基にお支払い手続きをお願いいたします。
 領収書については、各金融機関から発行された振込明細書をもって代えさせていただきます。
 なお、インボイス制度により保存が必要となる適格請求書として、必要事項を記載したメールを入金確認後概ね1週間以内に、参加申込フォームに入力されたメールアドレス宛にお送りします。

7.プログラム

1日目 5月29日(木)
  • 13時00分~15時00分「高校への効果的な情報提供手段(コミュニケーション)を模索する」(自主企画セッション)
  • 15時30分~18時00分「生成AIの入試活用」
2日目 5月30日(金)
  • 9時40分~10時00分 主催者挨拶、来賓挨拶
  • 10時00分~12時30分「入研協の温故知新:入研協に期待したこと、これから期待すること」
  • 14時00分~17時00分「新課程の高校教育と大学入試の課題―「探究」に焦点を当てて」
3日目 5月31日(土)
  • 9時30分~15時40分 研究会
  • (研究会各セッション終了後20分間) 交流の場
  • 交流の場は研究発表者及び参加者が互いに質問しあったり、発言したりできる形式で進行します。

特定商取引法に基づく表記

事業者名独立行政法人大学入試センター
代表者名理事長 山口 宏樹
所在地〒153-8501 東京都目黒区駒場2丁目19番23号
電話番号03-5478-1405
受付時間9時30分~17時00分(12時00分~13時00分を除く)
メールアドレスエヌワイユーケーイーエヌケーワイオーアットマークシーイーエヌドットディーエヌシードットエーシードットジェーピー
ホームページURLhttps://www.dnc.ac.jp/
参加費1人5,000円(税込)
参加費以外の必要料金振込手数料は御負担願います。
お支払方法【銀行振込】
令和7年5月23日(金)までに、受付完了メールに記載の口座に参加費をお振り込みください。
  1. 請求書は発行いたしませんので、メールでの通知を基にお支払い手続きをお願いいたします。
  2. 領収書につきましては、振込明細書をもって代えさせていただきます。
  3. 令和7年5月23日(金)までにお支払いがない場合は、お申し込みを無効とさせていただきます。
権利の発生時期参加費の納入が完了した時点で、大会への参加権利が成立します。
申込みのキャンセル等について
  1. 参加費お支払い前にキャンセルを御希望の場合は、受付完了メールに記載のメールアドレス宛に御連絡ください。
  2. 参加費お支払い後のキャンセルは一切受付いたしませんので、御同意いただける方のみ、お支払い手続きをお願いいたします。

令和7年度全国大学入学者選抜研究連絡協議会大会(第20回)研究発表者募集について


研究発表者募集を締め切りました。多数の申込みをいただき、ありがとうございました。
 大学入試センターでは毎年度、大学の入学者選抜方法の改善に関する調査及び研究に関し、研究交流の一層の推進に資するため、「全国大学入学者選抜研究連絡協議会」(入研協)の大会を開催しています。
 令和7年度は、5月29日(木)~31日(土)の3日間、東京大学との共催により第20回大会を開催します。その3日目に実施する「研究会」について、下記のとおり研究発表者を募集いたします。

1.研究会

 「研究会」は、大学等関係者に限らず高校関係者等を含む全ての入研協大会参加者が参加できる「オープンセッション」と、参加者を大学等関係者に限定する「クローズドセッション」とに分けて開催します。研究の公開範囲の限定性やデータの制約等を考慮して公開区分を選択することができます。

2.日程

 令和7年5月31日(土)9時30分~18時00分(予定)
  • 大会は5月29日(木)~31日(土)の3日間行いますが、研究会は3日目に実施します。

3.会場

 東京大学駒場Ⅰキャンパス12号館(東京都目黒区駒場3-8-1)
  • 令和7年度入研協大会はオンサイト開催です。
  • 大会1~2日目の会場は一橋講堂(東京都千代田区一ツ橋2-1-2学術総合センター2階)であり、大会3日目の会場とは異なります。

4.発表対象者

 大学等関係者
  • 大会への参加対象者は大学及び高等学校関係者等です。

5.申込方法

 令和7年1月29日(水)までに、下記応募フォームより必要事項ご入力のうえお申し込みください。
研究発表申込フォームQRコード



https://forms.gle/mrQ2sJYKufzajoXS9

  • フォーム送信後は受付完了メールが「@gmail.com」より自動送信されます。受付完了メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダ等に振り分けられていないかご確認ください。
  • 1人1発表に限らせていただきます。
  • 研究発表希望者が多数の場合、申込期限日近くのお申込みですと御希望に沿えないことがありますので、あらかじめ御了承ください。
  • 持ち時間は、発表時間が15分間、質疑・応答・発表者の入替えが5分間の計20分間(厳守)とする予定です。

6.研究発表予稿集原稿

 令和7年4月24日(木)までに「研究発表予稿集」原稿をPDF形式でメールにてお送りください。原稿提出先メールアドレスや原稿についての詳細は、受付完了メールでご案内します。
 なお、事前に参加者に対し研究発表予稿集を電子ファイルで提供する予定のため、スケジュールの都合上、提出期限を延長することは極めて困難ですので、御理解賜わりますようお願いいたします。
(※研究発表予稿集の印刷製本は行いません。)

7.大会への参加申込及び参加費の納入

 「研究会」の研究発表者につきましても、大会への参加申込及び大会参加費5,000円の納入が必要となります。詳細は4月以降にメールでご案内いたします。

自主企画セッションの募集について

自主企画セッションの募集を締め切りました。
 全国大学入学者選抜研究連絡協議会(以下、「入研協」という。)をより活性化するとともに、入試研究に携わる若手研究者の育成・支援の一環とするため、入研協大会において参加者による自主企画セッションを募集します。
 入研協大会のうち一部の時間枠を自由に活用し、入試研究に関する発信や情報交換等を行っていただきます。

1.企画内容

 「大学の入学者の選抜方法の改善に関する調査及び研究に関し、研究交流の一層の推進に資する」という入研協の趣旨を踏まえた企画としてください。
 特定の商品やサービス、ビジネス等の勧誘、宣伝、広告等は一切お断りいたします。

2.日時・場所

 令和7年5月29日(木)13時00分~15時00分の2時間(予定)
 開催形態:オンサイト開催
 開催場所:一橋講堂(東京都千代田区一ツ橋2-1-2学術総合センター2階)
  • 他の企画と時間調整を行う場合があります。

3.応募資格

 入試研究に携わっている方(これから携わる予定の方を含む)であれば、どなたでもご応募いただけます。
 ただし、若手研究者の育成・支援の観点から、若手研究者(応募時点で博士の学位取得後8年未満又は入試研究を始めて概ね5年程度以下の研究者)からの応募を優遇します。

4.応募締切

令和7年1月29日(水)

5.応募方法

 自主企画セッション募集要項をよく読み、自主企画セッション応募用紙を作成、提出してください。
 採択された場合は、自主企画セッション発表要旨執筆ガイドに従い、発表要旨をご提出いただきます。

令和7年度全国大学入学者選抜研究連絡協議会大会(第20回)の日程等について

 令和7年度全国大学入学者選抜研究連絡協議会大会(第20回)の開催については、以下のとおり予定しております。詳細については、後日ホームページに掲載いたします。

1.開催日程

 令和7年5月29日(木)~5月31日(土)の3日間

2.開催方法

 対面(オンサイト)開催

3.開催場所

5月29日(木) 自主企画セッション(予定)及び全体会1
一橋講堂(東京都千代田区一ツ橋2-1-2学術総合センター2階)
5月30日(金) 全体会2~3
一橋講堂(東京都千代田区一ツ橋2-1-2学術総合センター2階)
5月31日(土) 研究会
東京大学駒場Ⅰキャンパス12号館(東京都目黒区駒場3-8-1)

4.参加費

1人当たり5,000円(税込)を銀行振込により納入いただきます。

5.その他

  • 全体会1~3については、大会終了後に録画を配信する予定です。
  • 令和8年度以降は原則としてオンライン開催となります。
  • 東京都内及び周辺の宿泊料金が高騰しているため、宿泊施設はお早めの予約をおすすめします。