分野及びメンバー紹介

分野及びメンバー紹介

機構長

荒井 克弘(試験・研究統括官)
研究分野高等教育研究研究課題入学者選抜の研究
メンバー略歴
荒井 克弘(あらい・かつひろ)荒井 克弘(あらい・かつひろ)
独立行政法人大学入試センター教授、入学者選抜研究機構長(試験・研究統括官)。専門は高等教育研究、教育計画論。1947年生まれ、東京工業大学工学部卒、同大学院理工学研究科博士課程修了、工学博士。国立教育研究所教育計画研究室長、広島大学大学教育研究センター教授、大学入試センター研究開発部教授、東北大学大学院教育学研究科教授、同教育学部長・研究科長、教務担当副学長。東北大学名誉教授。2009年4月から大学入試センター試験・研究副統括官、2012年より現職。日本高等教育学会理事、日本教育社会学会、日本教育行政学会、日本教育制度学会に所属。著書に『高校と大学の接続』(共編著、2005年)『全国学力調査 日米比較』(共編著、2008年)他。

障害者支援部門

視覚障害に関する研究
メンバー 藤芳 衛(特任教授)  南谷 和範(特任准教授)
テストのユニバーサルデザインとは試験の開発当初から障害を有する受験者をはじめ、すべての受験者に公平に配慮して試験を設計する手法です。大学入試センター試験はこのテストのユニバーサルデザインで設計されております。しかし、開発当初から30カ年度以上を経過した現在、近年の科学技術の進歩を活用してその改善が求められております。また、国連の「障害者の権利に関する条約」の批准を前に、条約が規定する合理的な配慮の公平性を実現するためには障害を有する受験者に対する受験特別措置のさらなる改善のための研究開発を進めていきます。
研究課題

1.中途失明者や重度の弱視者及び読字障害者の試験方法を改善するため音声やコンピュータによる出題等、新たなテストメディアの開発

2.試験時間や出題問題量の適正化等、試験の公平性の研究

3.試験問題の質の向上と作成作業の効率化のため特別問題所内一貫作成システムの研究開発

メンバー略歴
藤芳 衛(ふじよし まもる)藤芳 衛(ふじよし まもる)
独立行政法人大学入試センター特任教授。筑波大学心身障害学研究科博士課程、博士(心身障害学)。専門はテストのユニバーサルデザインおよび障害を有する受験者のためのテスト・メディアの開発。
 
南谷 和範(みなたに かずのり)南谷 和範(みなたに かずのり)
独立行政法人大学入試センター特任准教授。学習院大学政治学研究科博士後期課程修了、博士(政治学)。専門は政治学史、福祉工学。

 

発達障害に関する研究
メンバー 上野 一彦(特任教授)  立脇 洋介(特任助教)
わが国では発達障害の人がおよそ6%いるといわれています。発達障害に対する教育的支援は、他の障害に比べ遅れていますが、義務教育での特別支援教育の導入や高等学校での発達障害支援モデル事業など急速に進行しています。それに比較し、大学での対応は大きく遅れています。半数の人が大学へ進学する現状を踏まえますと、高等教育の入学段階でも、アコモデーションが必要であると考えられます。そのために、公平かつ妥当なアコモデーションのあり方について検討していきます。
研究課題

1.入試におけるアコモデーションを必要とする発達障害のある生徒数の推定

2.入試におけるアコモデーションの先進事例に関する研究

3.発達障害のある生徒に関する適切なアコモデーション内容に関する研究

4.発達障害のある受験生がアコモデーションを申請する際の手続き要件に関する研究

5.入試におけるアコモデーションの公平性に関する研究

メンバー略歴
上野 一彦(うえの かずひこ)上野 一彦(うえの かずひこ)
独立行政法人大学入試センター特任教授。東京学芸大学名誉教授。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。専門は発達臨床心理学。一般社団法人日本LD学会理事長。学校心理士,特別支援教育士SV,文部科学省小中局視学委員等。
【カズ先生のエデュブログ:http://edublog.jp/kaz1229】
【LD先生の子育て相談:http://ld-soudan.fujitvkidsclub.jp/】
 
NOIMAGE立脇 洋介(たてわき ようすけ)
独立行政法人大学入試センター特任助教。筑波大学人間総合科学研究科博士課程修了、博士(心理学)。専門は社会心理学、発達心理学。

試験開発部門

新たな試験の、レベル(難易度)、測定すべき能力の検討
メンバー 小牧 研一郎(特任教授)  安野 史子(客員准教授:国立教育政策研究所)
大学入試センター試験は、高等学校段階の各教科・科目毎の基礎的な学習の達成度を測る試験として設計され、共通一次試験開始以来30 年を経て国公私立大学および短期大学の入学試験に利用されてきました。近年、AO 入試や推薦入試により「学力不問の選抜」が増加し、大学入学者の学力を担保する仕組みの必要性が唱えられ、「高大接続テスト(仮称)」等の検討が始まっています。しかしながら、ここで論じられる新たな試験の目的や利用方法について具体的でない現状の中で、どのようなものである(べき) かについては、多様な考えがあります。そこで、新たな試験のモデルを検討し、実際に問題の作成から試験の実施、結果の評価まで、一連の作業を行い、その実現可能性等を検討します。
研究課題

1.高等学校における県下一斉(共通) テストについての調査

2.高等学校での学習内容と、高等教育のためのミニマム・リクワイアメントとなる学習内容との関係に関する調査

3.新たな試験モデルの作成および試行

メンバー略歴
小牧 研一郎(こまき けんいちろう)小牧 研一郎(こまき けんいちろう)
独立行政法人大学入試センター特任教授。専門は実験物理学(放射線物理)、適性試験研究。1944年生まれ、東京大学教養学部卒、同大学院理学系研究科博士課程中退、理学博士。東京大学教養学部教授、同大学院総合文化研究科教授、大学入試センター教授、同適性試験企画調整官などを歴任。東京大学名誉教授。重イオンビームと結晶の相互作用の研究、法科大学院適性試験の実施・分析など、教科科目によらない試験の研究。
 
NOIMAGE安野 史子(やすの ふみこ)
独立行政法人大学入試センター客員准教授。国立教育政策研究所 教育課程研究センター 基礎研究部 総括研究官として、国際学力調査、全国規模学力調査に関する研究および業務に従事。博士(理学)。
新たな入学者選抜手法導入の可能性に関する調査研究
メンバー 土屋 俊(客員教授:独立行政法人大学評価・学位授与機構)  村上 祐子(客員准教授:東北大学)
入学者の能力を正確に把握して、それに対応する教育方法、指導方法を構築することは、高等教育機関がその教育成果の質的保証を行うために必要不可欠です。またそれは、入学後の学習と研究の指導において、アドミッション・ポリシーやディプロマ・ポリシーとの整合性や教員とのマッチング機能との関係から公平性を担保することにつながります。大学入試センターがこれまで積み重ねた知見を生かして、非認知型選抜方法の導入やICT利用などを通して、さまざまなレベルの入学者選抜について現状の調査と新手法の構想・開発を行います。
研究課題

1.諸外国の大学院入学者選抜に関する調査

2.諸外国の大学院制度に関する調査

3.国内の大学院入試選別のおける実態とニーズに関する調査

4.大学院に関する国際的市場状況(学生供給国と受入側との需給状況) の把握

5.情報技術活用が意味をもつ入学者選抜制度の設計

メンバー略歴
土屋 俊(つちや しゅん)土屋 俊(つちや しゅん)
独立行政法人大学入試センター客員教授。独立行政法人大学評価・学位授与機構研究開発部教授。東京大学大学院人文科学研究科博士後期課程哲学専攻単位取得退学。文学修士。専門は、哲学、認知科学、文書処理、技術史、情報学等。
 
村上 祐子(むらかみ ゆうこ)村上 祐子(むらかみ ゆうこ)
独立行政法人大学入試センター客員准教授。東北大学准教授。東京大学教養学部卒業、東京大学大学院を経てフルブライト奨学生としてインディアナ大学大学院哲学専攻博士課程留学、2005年Ph.D.(哲学)取得。国立情報学研究所特任助教授を経て2008年より現職。専門分野は哲学・論理学・情報学。

入試評価部門

大学入試の標準化、多様化、および精密化
メンバー 繁桝 算男(客員教授:帝京大学)  山形 伸二(特任助教)
日本における入試の歴史、現在の日本社会の入試に対する要請、諸外国の入試の現状を考察し、意思決定論や統計学の方法を用いて、大学入試のスタンダードを作成します。スタンダードとは、入試のプロセスのそれぞれの局面においてどのようなことがなされるべきかについて、標準的な基準を提供しようとするものです。さらに具体的には、大学入試のプロセスを6つのステップに分け、それぞれに望ましい手続き、必要な手続きなどを記述します。
研究課題

1.入試の目標の設定

2.合格者の決定方式の最適化

3.入試に用いる選抜資料の選択

4.入試の実施計画の

5.採点方法の最適化

6.選抜結果の妥当性評価

メンバー略歴
繁桝 算男(しげます かずお)繁桝 算男(しげます かずお)
独立行政法人大学入試センター客員教授。帝京大学文学部教授。東京大学名誉教授。東京大学教育学研究科修士課程修了、教育学修士、Univiersity of Iowa,Ph.D.。東北大学教育学部助教授、東京工業大学大学院総合理工学研究科教授、東京大学総合文化研究科教授などを経て現職。社団法人日本心理学会理事長。専門は計量心理学、ベイズ統計学。
 
NOIMAGE山形 伸二(やまがた しんじ)
独立行政法人大学入試センター特任助教。
諸外国の入試制度の調査と評価
メンバー 田中 義郎(客員教授:桜美林大学)  當山 明華(特任助教)
高等教育の拡大により、入試だけにとらわれない、新しい進学方式を視野に入れた、新たな接続のシステムが模索されています。そこで諸外国における高等教育システムの全体と各教育サブシステムの中身(入学・進学等)について、調査・分析を進めます。具体的には、北米、EU諸国、アジア、オセアニアにおけるアドミッション・ポリシーに着目し、高大教育接続における入学者選抜制度の健全性、有効性を調査、評価し、比較国際アプローチによる政策研究を行います。
研究課題

1.高大教育接続のグローカル性の検証

2.アドミッション・ポリシーの国際比較による政策研究

3.諸外国における革新的制度の健全性および有効性の検証

4.研究者および行政官から構成されるプロフェッショナル・ネットワークの構築

5.カレッジアドミッションにおける世界同時多発現象の検証

メンバー略歴
田中 義郎(たなか よしろう)田中 義郎(たなか よしろう)
独立行政法人大学入試センター客員教授。桜美林大学総合研究機構長、教授。専門は、比較・国際高等教育学。1995年生まれ、カリフォルニア大学ロスアンゼルス校(UCLA)大学院博士課程修了。教育学博士。桜美林大学国際学部の創設に参加。その後、玉川大学大学院教授、文学部教育学科主任等を経て、05年桜美林大学大学院部長、07年より現職。主に、高大教育接続、大学カリキュラムの分析、開発、運用、評価を研究している。大学教育学会理事、(財)国際教育振興会理事、教育評価に関するアメリカ大学研究センター国際アドバイザー、UCLA国際教育開発研究センター国際アドバイザー等も務める。
 
NOIMAGE當山 明華(とうやま さやか)
独立行政法人大学入試センター特任助教。