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令和5年度 受験上の配慮Q&A

令和5年度大学入学共通テスト受験上の配慮Q&A

令和5年度大学入学共通テストに関するQ&Aはこちら
 

INDEX

1.配慮内容について

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Q1 ○○という障害(病気)があります。どのような配慮を申請すればよいですか?
A1 障害(病気)等の種類や程度により配慮事項が決まっているわけではありません。個々の症状や状態等に応じて必要と思う配慮事項を申請してください。
 申請のあった配慮事項に基づき大学入試センターにおいて審査の上で,配慮事項を決定します。
 申請に当たっては,事前相談を受け付けていますので,できるだけ早めに大学入試センター事業第1課まで問い合わせてください。
Q2 試験時間中に,持病の発作が出る可能性があります。保護者等が試験場内に待機する必要はありますか?
A2 発作の頻度や状態にもよりますが,発作が起きた時に,試験場側が適切な対応ができるように,状態をよく知る方が可能な限り試験場に待機するようにしてください。
 この場合,「試験室入口までの付添者の同伴」を申請し,受験上の配慮申請書「㉗その他の希望配慮事項等」欄に発作の頻度や状態,対応方法などを記入してください。
 なお,待機場所は試験場内に用意されます。
Q3 試験時間中でなければ(休憩時間等),保護者等が受験者と会うことはできますか?
A3 「試験室入口までの付添者の同伴」を申請し,許可された場合,付添の保護者等が試験場内に待機することが可能になるため,試験時間中以外は会うことができます。
 なお,試験時間中に,姿勢の変換やトイレ介助,痰の吸引などの医療的ケアが必要な場合は「介助者の配置」を申請し,必要とする介助内容を受験上の配慮申請書「㉗その他の希望配慮事項等」欄に記入してください。
Q4 上肢に障害があり,問題冊子のページをめくったり,消しゴムで消したりする動作がうまくできない場合があるので,補助をお願いしたいです。この場合,どのような申請をすればよいですか?
A4 受験上の配慮申請書「㉗その他の希望配慮事項等」欄に補助してほしい内容を記入してください。「問題冊子のページめくり補助」,「消しゴムで消す補助」,「リスニング機器の操作補助」などの簡易的な補助であれば,試験室内にいる監督者等が動作を補助します。
Q5 アラーム音が鳴る医療機器を装着して受験する場合,どのような申請をすればよいですか?
A5 装着する医療機器及び理由,アラーム音の頻度や音の程度,アラーム音の止め方や必要となる処置等を受験上の配慮申請書「㉗その他の希望配慮事項等」欄に詳しく記入してください。
Q6 病気・負傷や障害等により試験時間中に使用したいものがありますが,申請は必要ですか?
A6 必要です。
 試験時間中に机の上に置けるもの(受験案内47ページ参照)以外のものを病気・負傷や障害等により試験時間中に使用したい場合は,受験上の配慮申請をしてください。ただし,「座布団」「ひざ掛け」「タオル(サイズは問わない。)」の使用については,受験上の配慮申請は不要です。
 なお,持参使用に係る受験上の配慮申請について事前に確認したい場合は,大学入試センター事業第1課に問い合わせてください。
Q7 聴覚過敏の症状があり,耳栓を使用したいのですが,申請は必要ですか?
A7 必要です。
 試験時間中に耳栓(デジタル耳栓を含む。),イヤーマフを使用したい場合は,受験上の配慮申請をしてください。ただし,受験者入室終了時刻から試験開始(解答開始)時刻までの時間は,注意事項等の指示を行う監督者の声が聞こえなくなる可能性がありますので,耳栓等は使用できません。
 なお,デジタル耳栓については,Bluetooth等の無線通信機能を有するものは使用できません。
Q8 病気・負傷や障害等により常に着帽したまま受験したいのですが,申請は必要ですか?
A8 必要です。
 試験室において病気・負傷や障害等のために脱帽できない場合は,受験上の配慮申請をしてください。
 なお,本人確認等のために監督者から脱帽するよう指示があった際に脱帽できるのであれば,受験上の配慮申請は不要です。
 ただし,受験票・写真票に着帽した写真を貼り付けることを希望する場合は,試験当日の着帽の有無にかかわらず,受験上の配慮申請が必要です。
Q9 試験時間中にトイレに行きたくなる可能性があるのですが,申請は必要ですか?
A9 試験時間中のトイレ等によるやむを得ない一時退室は,申請がなくても可能です。一時退室を希望する際は,手を挙げて監督者に知らせ,その指示に従ってください。
 なお,頻繁にトイレによる一時退室をする等の理由により,トイレに近い試験室や出入口に近い座席を希望する場合は,受験上の配慮申請をしてください。
Q10 病気・負傷や障害等により受験上の配慮申請で「ヘッドホンの貸与」の申請をしようと考えていますが,出願時にイヤホン不適合措置申請をする必要もありますか?
A10 受験上の配慮申請と重ねてイヤホン不適合措置申請を行う必要はありません。
病気・負傷や障害等を理由としてヘッドホンの貸与を希望する場合は,受験上の配慮申請のみをしてください。
 リスニングで使用するイヤホンが耳に装着できないことによるヘッドホンの貸与については「イヤホン不適合措置申請書」による申請のみをしてください。(受験案内44ページ)
Q11 座席位置について,一番前か一番後ろの席のどちらかであれば構わないのですが,そのような申請は可能ですか?
A11 試験場内での座席の指定に支障をきたしますので,どちらか一方に決めた上で受験上の配慮申請をしてください。

2.申請書類や提出方法について

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【申請書類の入手~作成前】
Q1 診断書は主治医に書いてもらうべきですか?
A1 主治医の診断書である必要はありません。
 ただし,診断書には,希望する全ての受験上の配慮事項について,それぞれ必要とする具体的な理由を必ず記入してもらうようにしてください。
Q2 申請をするためには,冊子の受験上の配慮案内が必要ですか?
A2 必ず冊子の受験上の配慮案内が必要なわけではありません。
 大学入試センターのホームページに掲載している様式をダウンロードして印刷したものを使用することもできます。
 冊子の受験上の配慮案内が必要な場合は,大学入試センターへ請求していただければ,送付することも可能です。請求方法は,令和5年度大学入学共通テストQ&A「7.障害等のある方への受験上の配慮」Q3を御確認ください。
Q3 ホームページから印刷する申請書類は両面印刷でなければいけませんか?
A3 ホームページから申請書類を印刷して使用する場合,両面印刷・片面印刷のどちらでも構いません。用紙はA4サイズの用紙に印刷してください。また,片面印刷をした書類を提出する場合は,両面分(2枚)を必ず提出してください。
Q4 ホームページから申請書類を印刷して使用する際,プリンタ(モノクロ・カラー)や紙質の指定はありますか?
A4 A4サイズの紙に印刷して使用していただければ,プリンタ(モノクロ・カラー)や紙質の指定はありません。
 また両面印刷・片面印刷のどちらでも構いません。
Q5 診断書の有効期限はありますか?
A5 有効期限はありませんが,必ず当年度の受験上の配慮案内に添付されている様式を医師に記入してもらい提出してください。
Q6 病院独自の様式の診断書を提出することは可能ですか?
A6 できません。
 診断書は必ず大学入試センター所定の様式を医師に記入してもらい提出してください。
(※「出願後の不慮の事故等による受験上の配慮」(受験上の配慮案内30ページ)を申請する場合を除く)
Q7 障害者手帳のコピーを診断書の代わりとすることは可能ですか?
A7 できません。
 必ず大学入試センター所定の様式の診断書を医師に記入してもらい提出してください。
Q8 1.5倍の試験時間延長を希望しています。資料として提出する書類にはどのようなことを書けばよいですか。
A8 1.5倍の試験時間延長の必要性が分かる「具体的な理由」や「これまでの取組み」等を示した資料(様式は任意,学校長又は専門家が作成したもの)を提出してください。(具体的な理由やこれまでの取組が示してあれば,個別の教育支援計画・個別の指導計画の写しでも可能です。)
Q9 発達障害のため別室の申請をしたいです。状況報告書(別室の設定)を提出する必要はありますか?
A9 発達障害のために別室を申請する場合は,別室の設定の状況報告書の提出は不要です。
 発達障害のために別室の申請を行う場合は,状況報告書(発達障害関係)の「別室の設定」欄に必要とする理由を記入して提出してください。(「リスニングの免除」「試験時間延長(1.3倍)」についても同様)
【申請書類作成について】
Q10 「診断書」や「状況報告書」に必要な配慮内容が記載されていれば,「受験上の配慮申請書」には希望する配慮事項を記入しなくてもよいですか?
A10 記入してください。
 「受験上の配慮申請書」に記入のある配慮事項を申請内容として取り扱います。受験上の配慮申請書に記入がない場合は申請事項として扱われません。
Q11 審査の結果,希望する配慮事項が許可されなかった場合に備え,第二希望の配慮事項も申請したいのですが,できますか?
A11 できます。
 第二希望がある場合は,受験上の配慮申請書「㉗その他の希望配慮事項等」欄に具体的に記入してください。
(例:「別室の設定」が許可されなかった場合,第二希望として座席を最後列にすることを希望)
Q12 「受験上の配慮申請書」の「㉒受験に際して配慮を希望する理由」欄にはどのようなことを記入すればよいですか?
A12 病気・負傷等の症状や学校等の普段の状況(授業中に受けている配慮等)など,受験上の配慮申請が必要な理由が分かるように詳細に記入してください。
Q13 診断書が申請期限に間に合わないのですが,申請書だけ先に送付することは可能ですか?
A13 できません。
 受験上の配慮申請を行う際は,必ず必要な書類一式を送付してください。書類に不足がある場合は,申請を受け付けられません。
Q14 診断書(聴覚障害関係)にて,オージオグラムの検査伝票の紙を別で用意しています。
 診断書の様式内に改めて記入してもらう必要がありますか?
A14 オージオグラムの検査伝票の紙が別にある場合は,診断書(聴覚障害関係)うら面にある「(現症記入欄)」に貼り付けて提出してください。検査伝票が複数枚ある場合は,重ならないように貼り付けてください。
 もしも貼り付ける場所が足りない場合は,A4サイズの白紙を用意し,そちらに貼り付けてください。
Q15 「状況報告書」は高等学校等の校長名で報告する様式になっていますが,卒業見込者以外の者(既卒者等)は,誰に書いてもらえばいいですか?
A15 卒業見込者以外の者の場合,保護者等が高等学校等以外の教育機関等(予備校や塾など)における状況等及び専門家(医師など)の所見を記入してください。保護者以外にも,例えば予備校の講師・職員等など,志願者の学習の状況について具体的に記入できる者が考えられます。
Q16 出願前申請をする予定ですが,出願時には引っ越す予定があります。出願前申請の際に提出する申請書等の住所はどのように書けばよいですか?
A16 申請書の住所には現住所を記入していただいた上で,申請書裏面の「㉗その他の希望配慮事項等」欄に,引っ越しをするため,申請書の住所とは異なる住所で出願する予定である旨を記入してください。
 申請書の内容を確認し,大学入試センターから連絡させていただきます。
【申請書類の送付について】
Q17 医師の診断書を受け取りましたが,封をした状態でもらいました。
 このまま提出してよいですか?
A17 封筒から出して提出してください。
 なお,申請書類は,必ずコピーを取った上で原本を提出し,コピーは大切に保管しておいてください。
 提出された申請書類は一切返却できません。
Q18 片面印刷した申請書類を提出するとき,ホチキス留めは必要ですか?
A18 ホチキス留めは不要です。そのまま提出してください。
Q19 申請書を送付する際は,二つ折りや三つ折りにして送付しても構いませんか?
A19 構いません。
【申請書類送付後】
Q20 出願前申請の申請書類を送付しましたが,届いたか連絡がありますか?
A20 大学入試センターから書類到着の連絡をすることはありません。簡易書留郵便で送付することになりますので,お手元の追跡番号から到着を確認してください。
Q21 「受験上の配慮事項審査結果通知書」を受け取りましたが,申請書に記入し忘れていた事項がありました。今から追加できますか?
A21 「受験上の配慮申請書」に記入がなかった事項について,追加で申請することはできません。
 ただし,大学入学共通テストの出願後の不慮の事故等(交通事故,負傷,発病等。症状の悪化等も含む。)については,追加の申請ができます。(受験上の配慮案内30ページ)
 また,申請したにもかかわらず,「受験上の配慮事項審査結果通知書」の配慮事項に漏れ等があった場合は,受領日を含め必ず1週間以内に大学入試センター事業第1課に連絡してください。
Q22 出願前申請を行いましたが,出願の際には「受験上の配慮事項審査結果通知書」を同封する必要がありますか?
A22 「受験上の配慮事項審査結果通知書」を同封する必要はありません。出願の際は,必ず志願票の「②障害等のある方への受験上の配慮」欄に丸をし,受験上の配慮案内にとじ込まれている「受験上の配慮出願前申請済届」を提出してください。