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  3. 令和7年度 大学入学共通テストQ&A

令和7年度 大学入学共通テストQ&A

INDEX

※以下、略記します。
「大学入学共通テスト」 ⇒ 「共通テスト」

1.令和7年度共通テストの主な変更点

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Q1 令和7年度共通テストの変更点について教えてください。
A1 主な変更点は以下のとおりです。
1.各教科・科目共通
 新しい学習指導要領(平成30年3月告示)に対応した試験となります。
 「受験案内」や「リーフレット」、「志願者向け説明動画」などで変更点のポイントを解説していますので、併せて確認してください。
2.国語
 近代以降の文章に大問を一つ追加し、試験時間が90分となります(10分増加)。また、配点は、近代以降の文章が3問110点、古典が2問90点(古文・漢文各45点)となります。
3.地理歴史,公民
 『地理総合,地理探究』『歴史総合,日本史探究』『歴史総合,世界史探究』『公共,倫理』『公共,政治・経済』『地理総合/歴史総合/公共』の6科目を出題します。受験できる科目数はこれまでどおり最大2科目です。
 なお、『地理総合/歴史総合/公共』は「地理総合」「歴史総合」「公共」の三つを出題範囲とし、そのうち二つを選択解答します(配点は各50点)。 
 また、2科目受験する場合、選択できない科目の組合せがあるので注意してください。  
4.数学
 「数学②」では、『数学Ⅱ,数学B,数学C』の1科目を出題し、試験時間は70分となります(10分増加)。
5.理科
 令和6年度共通テストまでの二つの試験時間帯(「理科①」と「理科②」)を一つの試験時間帯に統合します。
 これまでの「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」の4科目は、『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』として一つの出題科目に統合し、『物理』『化学』『生物』『地学』と合わせて、合計5科目を出題します。受験できる科目数は最大2科目です。
 なお、『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』は、「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」の四つを出題範囲とし、そのうち二つを選択解答します(配点は各50 点)。
6.情報
 新たに出題教科として追加し、『情報Ⅰ』を出題します。試験時間は60分、配点は100点です。
7.試験時間割
 1日目:国語の試験時間が90分(10分増加)となり、終了時間が18時20分(令和6年度試験は18時10分)
 2日目:理科が最初の時間帯、数学②の試験時間が70分(10分増加)、情報が最後の時間帯となり、終了時間が18時00分(令和6年度試験は17時50分)
8.得点調整
 対象教科・科目や、実施条件・方法に変更があります。
 →19 .得点の調整
9.旧教育課程履修者に対する経過措置
 旧教育課程を履修した者など、新教育課程を履修していない者に対し、経過措置として、「地歴歴史,公民」、「数学」、「情報」において旧課程科目を出題します。
 なお、「理科」については、旧課程科目は出題しませんが、新課程科目において、必要に応じて旧教育課程履修者が選択可能な問題を出題する場合があります。
Q2 「新教育課程履修者」と「旧教育課程履修者」の定義を教えてください。
A2 新教育課程履修者とは、次の①か②に当てはまる者です。
  1. 高等学校(特別支援学校の高等部を含む。以下同じ。)に令和4年4月に入学し、平成30年告示高等学校学習指導要領に基づく教育課程の下で学び、令和7年3月に卒業見込みの者
  2. 中等教育学校の後期課程に令和4年4月に進級し、平成30年告示高等学校学習指導要領に基づく教育課程の下で学び、令和7年3月卒業見込みの者
 
 旧教育課程履修者とは、上記の①、②のどちらにも当てはまらない者です。具体的には、以下の者です。
高等学校等卒業者、高等学校卒業程度認定試験合格者又は合格見込者、大学入学資格検定合格者、高等専門学校第3学年修了者又は修了見込者、高等専修学校(文部科学大臣に指定された高等専修学校に限る。)修了者又は修了見込み者、外国の学校等修了者又は修了見込者、在外教育施設修了者又は修了見込者、及び高等学校等を令和7年3月卒業見込みであるが入学は令和4年3月以前の者など上記①、②に該当しない者
Q3 自分が新教育課程履修者又は旧教育課程履修者のどちらに該当するか分かりません。
A3 ひとつ前のQ2を参考にしても分からない場合、大学入試センター事業第1課(03-3465-8600)に電話で問い合わせてください。
Q4 「経過措置」とは何ですか。
A4 令和7年度共通テストは新しい学習指導要領(平成30年3月告示)に対応した試験となりますが、過年度卒業者など、新教育課程を履修していない者に対しては、経過措置として一部の教科・科目(「地理歴史,公民」、「数学」、「情報」)で旧課程科目を出題します。
 なお、新教育課程履修者は、旧課程科目を選択解答することはできません。

2.受験案内の入手方法

Q1 「受験案内」(出願書類)を入手するにはどうすればいいですか。
A1 「受験案内」は、令和6年9月2日(月)から、共通テストを利用する大学の入試担当窓口で配付します。「受験案内」を取りに行く際は、事前に大学の入試担当窓口にご連絡をお願いします。また、郵送を希望する場合は、全国学校案内資料管理事務センターにインターネットで申し込んでください。
 詳しい入手方法については、全国学校案内資料管理事務センターホームページをご覧ください。
※1 全国学校案内資料管理事務センターでの受付は令和6年8月1日(木)より開始し、配付は令和6年9月2日(月)より開始します。
※2 病気・負傷や障害等のために受験上の配慮を希望する場合には、「受験上の配慮案内」を入手する必要があります。

3.試験日程等について

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Q1 令和7年度共通テストについて、主な日程を教えてください。
A1 令和7年度共通テストの主な日程は、以下のとおりです。
 詳細については「受験案内」をご覧ください。
受験上の配慮の申請・・・・・・令和6年8月1日(木)から10月7日(月)(消印有効)まで
「受験案内」の配付・・・・・・令和6年9月2日(月)から
検定料等の納付・・・・・・・・令和6年9月2日(月)から10月7日(月)まで
出願期間・・・・・・・・・・・令和6年9月25日(水)から10月7日(月)(消印有効)まで
確認はがきの送付・・・・・・・令和6年10月25日(金)までに到着
登録教科の訂正・・・・・・・・令和6年11月1日(金)(消印有効)まで
受験票等の送付・・・・・・・・令和6年12月16日(月)までに到着
本試験・・・・・・・・・・・・令和7年1月18日(土)、19日(日)
得点調整実施の有無の発表・・・令和7年1月24日(金)予定
追試験・・・・・・・・・・・・令和7年1月25日(土)、26日(日)
平均点等の最終発表・・・・・・令和7年2月6日(木)予定
成績通知書の送付・・・・・・・令和7年4月1日(火)以降

Q2 追試験が、本試験の1週間後になったのはなぜですか。
A2 令和3年度共通テストから令和6年度共通テストでは、新型コロナウイルス感染症に対応する措置として、追試験を本試験の2週間後に実施していました。
 令和7年度共通テストは、文部科学省から令和6年6月5日に公表された「令和7年度大学入学者選抜実施要項」に示されたとおり、コロナ禍前の令和2年度センター試験までと同様に本試験の1週間後に実施することとしています。

4.出題教科・科目等

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Q1 なぜ「国語」の試験時間が10分延長されたのですか。
A1 近代以降の文章に大問が一つ追加されるため、その新しい問題を解答するための時間を含め「国語」の解答時間を再検討した結果、試験時間を10分延長し90分とすることとなりました。
Q2 『英語』のリーディングとリスニングの配点を同一とする理由は何ですか。
A2 英語教育改革の方向性として学習指導要領で示す英語4技能(「読む」、「聞く」、「話す」、「書く」)のバランスの良い育成が求められていることを踏まえ、リーディングとリスニングの配点を均等としています。
Q3 リスニングの問題音声について、2回流す問題と1回流す問題があるとのことですが、どの問題が2回流す問題と1回流す問題か、事前に分かりますか。
A3 「受験案内」P43に記載しています。
Q4 なぜ「数学②」の試験時間が10分延長されたのですか。
A4 「数学②」における出題科目(『数学Ⅱ,数学B,数学C』)は、「数学Ⅱ」、「数学B」、「数学C」を出題範囲とした科目に再構成されており、選択解答する項目数が現行の2項目から3項目に増加する中で、十分な解答時間を確保するために、試験時間を10分延長し70分とすることとしました。
Q5 なぜ令和7年度共通テストから「情報」が出題されるのですか。
A5 新しい高等学校学習指導要領において「情報Ⅰ」が共通必履修科目となったこと、共通テストにおいて国語、数学、英語のような基礎的な科目として『情報Ⅰ』を追加すると政府が閣議決定したこと及び関係団体からの意見等を踏まえ、文部科学省において、「情報」を共通テストの出題教科とすることが決定されました。
Q6 「情報」の出題範囲を教えてほしい。
A6 新課程科目の『情報Ⅰ』は、新学習指導要領の「情報Ⅰ」が出題範囲となります。
 旧課程科目の『旧情報』は、旧学習指導要領の「社会と情報」、「情報の科学」が出題範囲となります。
 なお、「社会と情報」及び「情報の科学」は、旧学習指導要領において選択必履修科目とされていました。よって、高等学校等においていずれの科目を履修していても不利益が生じないよう、『旧情報』では、両科目の共通部分に対応した必答問題に加え、「社会と情報」に対応した問題及び「情報の科学」に対応した問題を出題することとしています(選択問題)。どちらの科目を履修していたか分からない場合は、在籍していた高等学校に確認してください。なお、この選択問題は、高等学校での履修の有無にかかわらず選択解答できます。
Q7 「情報」において、プログラミングに関する問題ではどの言語を使用するのですか。
A7 高等学校の授業では、多様なプログラミング言語が利用されている可能性があることから、プログラミングに関する問題のプログラム表記は、受験者が初見でも理解できる大学入試センター独自のプログラム表記を用いることとしています。あらかじめ公表する予定はありませんが、令和4年11月に公表した「試作問題「情報」の概要」において、例示しています。なお、これまでの共通テストにおける「数学②」の『情報関係基礎』で使用していた「共通テスト手順記述標準言語 (DNCL)」とは異なります。

5.出願資格

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Q1 高等学校卒業見込者ですが、高卒認定試験にも合格しています。この場合の出願方法(出願資格)はどうなりますか。
A1 複数の出願資格がある志願者の場合、共通テストにはどの出願資格でも出願できます。
 高等学校卒業見込みの資格で出願する場合は、学校経由での出願となり、高卒認定試験合格の資格で出願する場合は、個人出願になります。
Q2 「高等学校卒業見込み」と「高卒認定試験合格」の複数の出願資格がある場合、共通テストは高等学校卒業見込みの資格で出願し、個別の大学には高卒認定試験合格の資格で出願できますか。
A2 共通テストの受験については、共通テストと志望大学の個別試験で出願資格が異なっていても差し支えありません。
 ただし、大学の個別試験の受験については、各大学へ確認してください。
Q3 高等学校を卒業し、現在は大学に在学していますが、共通テストは受験できますか。
A3 受験できます。出願の際は、高等学校の卒業証明書(原本)を提出してください。
Q4 外国にある学校を卒業した者ですが、共通テストに出願できますか。
A4 外国にある学校(インターナショナルスクール等)の課程を修了した者は、日本における大学入学資格が認められない場合があります。
 出願前に出願資格の有無を確認したい場合には、令和6年9月12日(木)まで(必着)に次のものを大学入試センター事業第1課(〒153-8501東京都目黒区駒場2-19-23)に郵送し(封筒の表面に「出願資格照会」と朱書すること。)、出願資格の有無を照会してください。
 
  1. 当該課程の修了又は修了見込みを証明する書類(Diplomaなど)のコピー
  2. 氏名、生年月日、住所、電話番号、小学校~高等学校までの履歴を記入した用紙(様式自由)
Q5 第2回高卒認定試験出願者の資格で共通テストに出願をしましたが、高卒認定試験が不合格になってしまいました。共通テストを受験できますか。
A5 共通テストは受験できますが、志望大学の個別試験に出願する際には、他の出願資格が必要です。
Q6 第2回高卒認定試験出願者の資格で共通テストに出願し、不合格となりましたが、高等学校3年にも在籍しており、大学の個別試験には高等学校卒業見込者として出願する場合、大学入試センターに届け出る必要はありますか。
A6 届け出る必要はありません。共通テストの受験については、共通テストに出願したときの出願資格と、志望大学の個別試験に出願するときの出願資格が異なっていても、差し支えありません。
 ただし、大学の個別試験の受験については、各大学へ確認してください。

6.出願資格証明書類

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Q1 第2回高卒認定試験の出願者は共通テストの出願に当たって何を提出すればよいのでしょうか。
A1 「令和7年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト出願資格申告書」を提出してください。この申告書の様式は『令和6年度第2回高等学校卒業程度認定試験受験案内』に掲載されています。(コピーでの使用も可能です。) 
Q2 大学を卒業していますが、提出するのは大学の卒業証明書ですか。
A2 大学ではなく高等学校の卒業証明書(原本)を提出してください。
Q3 高等学校の卒業証明書はコピーでもいいですか。
A3 コピーでは出願を受理することはできません。卒業証明書は必ず原本を提出してください。
Q4 高卒認定試験の合格証明書はコピーでもいいですか。
A4 コピーでは出願を受理することはできません。合格証明書は必ず原本を提出してください。なお、合格証書の場合は、必ずコピーを提出してください。
Q5 高等学校の卒業証明書はいつ発行されたものでもいいですか。
A5 いつ発行されたものでも構いません。
Q6 旧姓(名)の卒業証明書を提出してもいいですか。
A6 旧姓(名)の卒業証明書を使用しても構いません。ただし、「婚姻により(旧姓)から(現姓)になった」などのように、姓(名)が変わった理由を証明書の余白に記載してください。

7.障害等のある方への受験上の配慮

障害等のある方への受験上の配慮の申請方法等の詳細なQ&Aは令和7年度受験上の配慮Q&Aのページへ
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Q1 病気・負傷や障害等のために受験に際して配慮を希望したいのですが、受験上の配慮申請方法を教えてください。
A1 受験上の配慮の申請には、(1)出願前に申請する方法と、(2)出願時に申請する方法があります。
 (1) 出願前に申請する方法  (申請時期)8月1日(木)~9月24日(火)(消印有効)
受験上の配慮の申請書等の申請書類を大学入試センターに提出してください。なお、この申請だけでは出願をしたことにはならないので、別途、出願期間内に志願票等の出願書類と受験上の配慮出願前申請済届を提出してください。
 (2) 出願時に申請する方法  (申請時期)9月25日(水)~10月7日(月)(消印有効)
志願票等の出願書類とともに、受験上の配慮の申請書等の申請書類を大学入試センターに提出してください。
 なお、9月3日(火)まで(消印有効)に申請した場合は、9月下旬に審査結果をお知らせします(9月4日(水)以降に申請した場合は、11月下旬に審査結果をお知らせします。)。
 詳細は、「受験上の配慮案内」の「2 申請方法等」(4~5ページ)を参照してください。
Q2 病気・負傷や障害等のために受験に際して配慮を希望したいのですが、どのような配慮事項がありますか。
A2 「受験上の配慮案内」の「3 受験上の配慮事項」(6~11ページ)と「4 受験上の配慮内容」(12~19ページ)に主な配慮事項や病気・負傷や障害等の区分ごとの代表的な配慮事項を例として掲載していますので、参照してください。
 また、「受験上の配慮案内」に記載がない配慮事項を希望する場合は、事前に大学入試センター事業第1課(03-3465-8600)に相談してください。
Q3 「受験上の配慮案内」を入手するにはどうすればいいですか。
A3 令和7年度受験上の配慮案内からダウンロードできます。申請書や診断書等の様式を印刷してそのまま使用することができます。様式を印刷する際は、A4サイズの用紙に印刷してください。なお、片面印刷・両面印刷のどちらでも構いません。

※郵送を希望する場合は、次のア・イを封筒(表面に「受験上の配慮案内請求」と朱書すること。)に入れて、大学入試センター事業第1課(〒153-8501東京都目黒区駒場2-19-23)に郵便で請求してください。
ア 氏名、現住所、電話番号、在学(又は出身)学校名を記入した便せん等
イ 返信用封筒(角形2号:縦33.2cm・横24cm、390円(注3)分【1冊の場合】の切手を貼る。)又は返信用レターパックのいずれかに、表面に現住所・氏名を記入したもの。

注1  郵便が大学入試センターに到着した後、発送まで数日要する場合があります。お急ぎの場合は、①の方法により入手してください。
注2  発送は、7月下旬から順次行います。(7月下旬より早く入手したい場合は、①の方法により入手してください。)
注3  令和6年10月以降は、変更後の郵便料金によってください。
Q4 出願後に負傷や発病をしてしまい、急遽、受験上の配慮を希望したいのですが、どのような手続が必要ですか。
A4 「受験案内」P42又は「受験上の配慮案内」P33を参照の上、12月に送付する受験票に記載されている「問合せ大学」に問い合わせて、必要な手続をとってください。
 ただし、出願後の負傷、発病、症状の悪化等が対象ですので、出願時までに申請すべき内容であった場合には対象となりません。

8.成績通知書

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Q1 出願後に成績通知の希望の有無を変更することはできますか。
A1 有無を変更することはできません。
Q2 成績通知書が送付される令和7年4月1日以降は、現住所が変更になりそうですが、どうすればいいですか。
A2 共通テスト終了後に成績通知書を送付する現住所を変更する場合は、「受験案内」P21を確認してください。なお、手続は令和7年3月3日(月)まで(必着)になります。令和7年3月4日(火)以降は送付先の変更ができませんので、成績通知書が届くように郵便局で転居・転送サービスの手続をしてください。

9.志願票の記入方法

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Q1 出身学校が廃校になっていますが、志願票の「①高等学校等コード」及び「出身学校名」はどのように記入すればいいですか。
A1 高等学校等コードは、「受験案内」P60~76の「高等学校等コード表」を確認し、出身学校の所在していた都道府県の末尾にある「上記以外の高等学校等」のコードを記入してください。出身学校名は、そのまま記入してください。
Q2 出身学校が他校に統合されたのですが、志願票の「①高等学校等コード」及び「出身学校名」はどのように記入すればいいですか。
A2 高等学校等コード、出身学校名とも、統合後の高等学校のものを記入してください。
Q3 出身学校の名称が変更されたのですが、志願票の「①高等学校等コード」及び「出身学校名」は何を記入すればいいですか。
A3 高等学校等コード,出身学校名とも,変更後の高等学校のものを記入してください。
Q4 志願票の「⑭電話番号(自宅・下宿・寮)」「⑮携帯電話(本人)」は、必ず両方の記入が必要ですか。
A4 大学入試センターから志願者本人に確実に連絡が取れる電話番号であれば、どちらか一方のみの記入でも構いません。
Q5 市町村合併等により10月に住所表示が変わるのですが、志願票は新しい住所で記入する必要がありますか。
A5 志願票に記入する時点の住所を記入してください。旧住所表示で記入した場合でも、郵便物は配達されるので問題ありません。
Q6 志願票に記入する現住所は、住民票に記載された住所で記入する必要がありますか。
A6 住民票に記載された住所でなくても構いません。
Q7 志願票に記入する現住所は、塾や予備校の住所、郵便局留や私書箱を記入してもいいですか。
A7 記入しないでください。
 郵便局留や私書箱では出願を受け付けられません。ただし、塾又は予備校の寮に居住している場合は、その住所を記入することができます。
 高等学校卒業者・通信制課程の高等学校卒業見込者等の場合、志願票に受験を希望する都道府県の住所を記入すれば、その都道府県の試験地区で受験することが可能です。ただし、この住所は10月25日(金)までに送付する「確認はがき」及び12月16日(月)までに送付する「受験票」を確実に受領できる住所でなければなりません。なお、出願後に現住所の変更を届け出ても、試験場は変更できません。
Q8 志願票の誤記入を二重線で消したところ、訂正内容を書くマス目が不足してしまいました。どのように訂正すればいいですか。
A8 訂正箇所付近の余白に記入してください。訂正内容が人の目で見て分かるようであれば、文字がマスからはみ出ても構いません。訂正印は不要です。(「受験案内」P22参照)
Q9 氏名の記入欄のマスが不足(外国人の生徒など)する場合、不足する部分はどのように書けばいいですか。
A9 マス目に記入できるところまで記入してください。また、ミドルネームは記入しないという方法でもかまいません。
Q10 外国籍の生徒の氏名は通称でもいいですか。
A10 共通テストの受験に当たっては通称でも構いません。ただし、大学の個別試験の受験については、各大学へ確認してください。
Q11 令和4年の4月にA高等学校に入学し、令和5年4月にB高等学校に2年生として転入学し、現在はB高等学校の令和7年3月卒業見込者です。この場合、志願票の「⑦入学した年」欄は、どのように記入しますか。
A11 A高等学校の1年生に入学した年「04」を記入してください(この場合、3年間の高校在籍が一貫していると考えます。)。なお、この場合は「新教育課程履修者」として登録されます。
Q12 令和5年4月に日本の高等学校に2年生として外国の学校から編入学し、令和7年3月卒業見込者です。この場合、志願票の「⑦入学した年」欄は、どのように記入しますか。また、新・旧どちらの教育課程になりますか。
A12 個別の事情によって異なる場合がありますので、必ず大学入試センター事業第1課(03-3465-8600)に電話で問い合わせてください。

10.受験教科・科目の選択等について

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Q1 高等学校では履修していない科目を選択し、解答することはできますか。
A1 できます。
 共通テストでは、高等学校での履修の有無により受験科目を制限することはありません。ただし、大学によっては、認めていない場合もありますので、志望大学の募集要項等で、共通テストの科目選択の取扱いをよく確認してから受験してください。
Q2 志望大学では、「国語」の古典(古文、漢文)が課されていません。その場合は、近代以降の文章の分野のみの解答でもいいのでしょうか。
A2 『国語』の解答方法については、受験者の判断で構いません。特定の分野のみ解答する場合でも、試験時間は90分です。なお、『国語』の特定分野のみを利用する大学には、『国語』全体の成績のほか出題分野別(「近代以降の文章」「古典(古文、漢文)」)の成績も提供します。
Q3 「地理歴史,公民」の問題冊子と解答用紙はどのようになりますか。
A3 問題冊子は、出願時に登録した教育課程(新課程又は旧課程)のものが配付されます。
 新課程用、旧課程用のいずれも2冊の問題冊子がビニールでパッケージされています。
 詳しくは、以下のとおりです。
【新課程用】
 「地理歴史,公民①(5科目掲載)」と「地理歴史,公民②(1科目掲載)」の2冊をビニールでパッケージ。
【旧課程用】
 「旧地理歴史(6科目掲載)」と「旧公民(4科目掲載)」の2冊をビニールでパッケージ。

 解答用紙は、新課程と旧課程で同一のものが配付されます。
 1科目受験者には、他の科目と同様に1枚を配付します。2科目受験者には、前半の60分(第1解答科目)と後半の60分(第2解答科目)の解答開始前にそれぞれ1枚ずつ配付します。
 令和7年度試験ページにて、問題冊子の表紙や解答用紙の様式を掲載していますので、確認してください。
Q4 「地理歴史,公民」で2科目受験すると登録した場合、選択することができない科目の組合せは、具体的にはどの科目の組合せですか。
A4 
【新課程科目】
 選択することができない科目の組合せは、以下のとおりです。
  1. 『地理総合,地理探究』、『歴史総合,日本史探究』、『歴史総合,世界史探究』、『公共,倫理』、『公共,政治・経済』の5科目から2科目を選択する場合
    →『公共,倫理』と『公共,政治・経済』は組み合わせて選択できません。
  2. 『地理総合/歴史総合/公共』及び『地理総合,地理探究』、『歴史総合,日本史探究』、『歴史総合,世界史探究』、『公共,倫理』、『公共,政治・経済』の5科目から1科目を選択する場合
    →『地理総合/歴史総合/公共』において「地理総合」と「歴史総合」を選択した場合、『地理総合,地理探究』、『歴史総合,日本史探究』、『歴史総合,世界史探究』とは組み合わせて解答できません。
    →『地理総合/歴史総合/公共』において「地理総合」と「公共」を選択した場合、『地理総合,地理探究』、『公共,倫理』、『公共,政治・経済』とは組み合わせて解答できません。
    →『地理総合/歴史総合/公共』において「歴史総合」と「公共」を選択した場合、『歴史総合,日本史探究』、『歴史総合,世界史探究』、『公共,倫理』、『公共,政治・経済』とは組み合わせて解答できません。
【旧課程科目】 
 同一名称を含む科目の組合せで2科目を選択することはできません。
<選択できない組合せ>
  • 『旧世界史A』と『旧世界史B』
  • 『旧日本史A』と『旧日本史B』
  • 『旧地理A』と『旧地理B』
  • 『旧倫理』と『旧倫理,旧政治・経済』
  • 『旧政治・経済』と『旧倫理,旧政治・経済』
Q5 「理科」の問題冊子と解答用紙はどのようになりますか。
A5 問題冊子は、「理科(5科目掲載)」1冊です。
 解答用紙は、1科目受験者については、他の科目と同様に1枚を配付し、2科目受験者については、前半の60分(第1解答科目)と後半の60分(第2解答科目)の解答開始前にそれぞれ1枚ずつ配付します。
 令和7年度試験ページにて、問題冊子の表紙や解答用紙の様式を掲載していますので、確認してください。
Q6 「理科」で2科目受験すると登録した場合、同一名称を含む出題範囲と科目を組み合わせて選択することはできますか(例えば『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』の「化学基礎」と『化学』)。
A6 選択できます。
 共通テストでは「理科」において、同一名称を含む出題範囲と科目を組み合わせて選択することに制限はありません。
 ただし、大学によっては、制限をしている場合がありますので、事前に志望大学の募集要項等でよく確認してください。
Q7 「情報」は必ず受験しないといけないのですか。
A7 共通テストで受験する必要がある教科・科目は、各大学が募集要項等で定めているので、志望大学の募集要項等をよく確認してください。
Q8 出願時に「受験する」として登録した教科の受験を、試験当日になって取りやめることはできますか。
A8 試験時間単位で受験を取りやめることができます。
 受験を取りやめた場合、その試験時間の科目は受験しなかったものとして取り扱います。0点として採点されることはありません。
 なお、大学入試センターに受験を取りやめることを連絡する必要はありません。
Q9 「数学」を「受験する」として登録した場合、「数学①」と「数学②」のどちらか片方だけを受験することもできますか。
A9 できます。
 受験しない試験時間の科目は受験しなかったものとして取り扱います。0点として採点されることはありません。
 なお、大学入試センターにどちらか片方だけ受験を取りやめることを連絡する必要はありません。
Q10 「地理歴史,公民」の『地理総合/歴史総合/公共』及び「理科」の『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』は二つの出題範囲を解答することになっていますが、一つの出題範囲だけを解答してもいいですか。
A10 試験時間60分で必ず二つの出題範囲を選択解答してください。
Q11 「地理歴史,公民」の『地理総合/歴史総合/公共』及び「理科」の『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』は試験時間60分で二つの出題範囲を解答することになっていますが、解答する順序や、一つの出題範囲当たりの解答時間は決まっていますか。
A11 決まっていません。解答する順序や、時間配分は自由です。
Q12 「地理歴史,公民」又は「理科」を「2科目受験する」として登録したが、試験当日に1科目のみを受験することはできますか。
A12 できません。
 「2科目受験する」と登録した場合、2科目分の解答時間を合わせて1つの試験時間としているので、試験当日に1科目のみを受験する(1科目だけ受験を取りやめる)ことはできません。「2科目受験する」と登録した場合、必ず2科目分を採点(前半の60分を第1解答科目、後半の60分を第2解答科目として採点)します。
 同様に、「1科目受験する」と登録した場合、試験当日に2科目を受験することもできません。
Q13 新教育課程履修者は、旧課程科目を受験することはできますか。
A13 できません。
 旧課程科目を受験することができる者は、旧教育課程履修者のうち希望する者のみです。新教育課程履修者は、必ず新課程科目を受験してください。
Q14 【旧教育課程履修者のみ】
新課程科目を受験することはできますか。
A14 できます。
 「地理歴史,公民」については、出願時に新・旧どちらの教育課程の科目を受験するか登録する必要があります。試験当日は、登録した教育課程の問題冊子のみ配付されます。
 「数学」「情報」については、出願時に新・旧どちらの教育課程の科目を受験するかの登録は不要です。試験当日は、新課程科目と旧課程科目が掲載された問題冊子が配付されるため、それぞれ試験当日にどちらを受験するか選択できます。
Q15 【旧教育課程履修者のみ】
「地理歴史,公民」は、試験当日に、新旧課程科目を変更することはできますか。
A14 できません。
 出願時に新・旧どちらの教育課程の科目を受験するか登録する必要があり、試験当日は登録した教育課程の問題冊子のみが配付されるため、受験する教育課程を試験当日に変更することはできません。
Q16 【旧教育課程履修者のみ】
「地理歴史,公民」は、第1解答科目と第2解答科目で新課程科目と旧課程科目を組み合わせて受験することはできますか。
A16 できません。
 「地理歴史,公民」は、出願時に新・旧どちらの教育課程の科目を受験するか登録する必要があり、試験当日は、登録した教育課程の問題冊子のみ配付されます。
Q17 【旧教育課程履修者のみ】
「数学」は、「数学①」と「数学②」で新・旧の異なる教育課程による出題科目を受験することはできますか。
A17 できます。
 (例えば「数学①」で旧課程科目である『旧数学Ⅰ・旧数学A』を、「数学②」で新課程科目である『数学Ⅱ,数学B、数学C』を解答することができます。)
Q18 【旧教育課程履修者のみ】
教科によって、新・旧の異なる教育課程の出題科目を受験することはできますか。(例えば、「地理歴史,公民」は新課程、「数学」は旧課程、「情報」は新課程、など)
A18 できます。
 「地理歴史,公民」「数学」及び「情報」でそれぞれ教育課程が異なる科目を受験しても問題ありません。
 (なお、「数学」は、例えば「数学①」で旧課程科目である『旧数学Ⅰ・旧数学A』を,「数学②」で新課程科目である『数学Ⅱ,数学B,数学C』を解答することができます。)
Q19 【旧教育課程履修者のみ】
「数学②」の『旧情報関係基礎』と情報の『旧情報』の両方を受験することはできますか。
A19 できます。
 ただし、大学によっては、科目選択の組合せに制限をしている場合もありますので、志望大学の募集要項等で、共通テストの科目選択の取扱いをよく確認してから受験してください。

11.検定料等

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Q1 受験教科数が2教科以下の場合と3教科以上の場合で検定料が異なりますが、受験教科数はどう数えればいいですか。
A1 教科は国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語、情報の7教科があります。ただし、地理歴史と公民は、両方の教科を受験する場合も、出願時には、「地理歴史,公民」の2教科を1教科として数えます。
 また、一つの教科の中で複数の科目を受験する場合でも、1教科として数えてください。

例1:国語『国語』、地理歴史『地理総合,地理探究』、公民『公共,倫理』、外国語『英語』の4科目を受験する場合
→国語、「地理歴史,公民」、外国語の3教科
例2:数学①『数学Ⅰ,数学A』、数学②『数学Ⅱ,数学B,数学C』、理科『化学』、外国語『英語』の4科目を受験する場合
→数学、理科、外国語の3教科
例3:数学①『数学Ⅰ,数学A』、数学②『数学Ⅱ,数学B,数学C』、理科『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』の「化学基礎」、「生物基礎」と『生物』の4科目を受験する場合
→数学、理科の2教科
Q2 ゆうちょ銀行・郵便局で検定料等を払い込んだ際、払込書のを返却されました。問題ありませんか。
A2 問題ありません。
 一般的には払込書の「振替払込請求書兼受領証」と「検定料受付証明書」が返却されますが、ゆうちょ銀行・郵便局で検定料等を払い込むと、を返却される場合もあるようです。そのような場合は、「検定料受付証明書」を志願票に貼り付け、B~Dは本人控えとして保管してください。
Q3 令和7年度共通テストの検定料等を払い込んだのですが、出願はしませんでした(出願書類等を大学入試センターに郵送しませんでした)。検定料等は返還してもらえますか。
A3 共通テスト検定料等の返還請求に記載の手続により返還します。
※リンク先は令和6年度試験の内容です。
Q4 令和7年度共通テストの検定料等を払い込み、出願は受理されましたが、共通テストを受験しませんでした。検定料等は返還してもらえますか。
A4 出願が受理されている場合は、受験の有無にかかわらず払込済の検定料等は返還しません。(「受験案内」P29参照)
Q5 検定料払込書の志願者氏名欄に親の名前を記入して検定料等を払い込んでしまったのですが、どうすればいいですか。
A5 手元にあるE「検定料受付証明書」の志願者氏名欄の氏名を二重線で消して、志願者本人の氏名に訂正し、志願票に貼り付けて出願してください。
Q6 検定料等の払込後にE「検定料受付証明書」を紛失してしまったのですが、どうすればいいですか。
A6 E「検定料受付証明書」の代わりに日附印の押されたD「振替払込請求書兼受領証」(又はA~C)を志願票に貼り付けて出願してください。
 日附印の押されたA~Dが手元にない場合は、大学入試センター事業第1課(03-3465-8600)に問い合わせてください。
Q7 昨年度までの試験の検定料等を払い込んでいたのですが、出願はしませんでした(出願書類等を大学入試センターに郵送しませんでした)。検定料等は返還してもらえますか。
A7 共通テスト検定料等の返還請求に記載の手続により返還します。
※リンク先は令和6年度試験の内容です。

12.確認はがき(登録内容の確認)

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Q1 確認はがきは、いつ頃届きますか。
A1 確認はがきは、出願書類を受理したのち、10月25日(金)までに高等学校の卒業見込者(通信制課程を除く。)については在学している学校に、卒業者等(通信制課程の卒業見込者を含む。)は個人宛に送付します。
 高等学校の卒業見込者(通信制課程を除く。)で10月25日(金)までに届かない場合は、学校に確認してください。卒業者等(通信制課程の卒業見込者を含む。)で10月25日(金)までに届かない場合は、10月28日(月)以降速やかに、必ず志願者本人が大学入試センター事業第1課(03-3465-8600)に電話で問い合わせてください。(「受験案内」P30参照)
Q2 確認はがきの表示に誤りがある場合や、受験教科等を訂正する場合はどうすればいいですか。
A2 訂正が必要な項目について、「受験案内」P31の(4)の表中「訂正に当たっての注意点」をよく読んだ上で、次のとおり大学入試センターに訂正内容を届け出てください(高等学校の卒業見込者(通信制課程を除く。)は学校に提出してください。)。
【氏名や連絡先等を訂正したい場合】
 「受験案内」P40の「住所等変更・訂正届」に訂正内容を記入し、確認はがきのコピーを貼り付ける。
【登録教科等を訂正したい場合】
 「受験案内」P33の「登録教科等訂正届」に訂正のある箇所のみ記入し、確認はがきのコピー等必要書類を貼り付ける。
 なお、登録教科数が
  • 2教科以下から3教科以上
  • 3教科以上から2教科以下
に変わる場合は再度検定料等を払い込み、検定料受付証明書を登録教科等訂正届の所定欄に貼り付ける必要があります。既に払い込んだ検定料等は返還請求することができますので「検定料等返還請求書」を同封してください。  
【検定料と登録教科数に相違がある場合(払込金額が誤っている場合)】
 再度、正しい登録教科数の検定料等を払い込み、「登録教科等訂正届」の所定欄に検定料受付証明書と確認はがきのコピーを貼り付ける。
Q3 氏名や現住所の漢字表記が、志願票に記入したものと違うのですが、登録の誤りですか。
A3 漢字はJIS漢字コードの第1水準・第2水準の文字のみ登録できます。登録できない文字が含まれる場合は、その文字が置き換えられるか、カタカナで表示される(氏名の場合は全てカタカナで表示される)ことがありますが、誤りではありません。(なお、JIS漢字コードの第1・第2水準の一部の文字についても、置き換えられる場合があります。)
 受験票の自署欄や解答用紙の氏名欄には、志願票に記入した漢字を記入してください。

13.受験票

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Q1 受験票は、いつ頃届きますか。
A1 12月16日(月)までに、高等学校の卒業見込者(通信制課程を除く。)については、在学している学校に送付します。卒業者等(通信制課程の卒業見込者を含む。)は個人宛に送付します。
 高等学校の卒業見込者(通信制課程を除く。)で12月16日(月)までに届かない場合は、学校に確認してください。卒業者等(通信制課程の卒業見込者を含む。)で、12月16日(月)までに届かない場合は、12月17日(火)以降速やかに必ず大学入試センターに受験票の再発行を申請してください。(「受験案内」P39参照)
Q2 受験票・写真票に貼り付ける写真は、どのようなものを貼ればいいですか。
A2 縦4cm・横3cmの大きさで試験日前3か月以内に撮影した上半身無帽でマスクをしていない同一の写真(裏に氏名を記入すること。白黒・カラーは問わない。)を2枚用意してください。写真照合の際に使用しますので、画像が鮮明なものを使用してください。
 なお、試験時間中に眼鏡をかける場合は、眼鏡をかけて撮影してください。
Q3 受験票を紛失したのですが、どうすればいいですか。
A3 
【令和7年1月10日(金)まで(必着)】
 「受験案内」P39に記載している手続により、大学入試センターに受験票の再発行申請を行ってください。
【令和7年1月11日(土)から試験当日まで】
 再発行した受験票が、試験前日までに届かないおそれがありますので、試験当日は仮受験票で受験してもらいます。そのため、試験当日は、学生証又は身分証明書と写真(縦4cm×横3cm)3枚を持参し1時間程度早めに試験場に行き、試験場本部で「仮受験票」の発行と「受験票」の再発行の手続をしてください。
 なお、受験番号、試験場コード、試験場名及び道順については、大学入試センター事業第1課(03-3465-8600)に問い合わせてください。
【試験終了後】
 「受験案内」P39に記載している手続により、大学入試センターに受験票の再発行の申請を行ってください。再発行した受験票は、1月27日(月)以降に送付します。
Q4 受験票に表示された氏名の漢字が略字体ですが、どうすればいいですか。
A4 共通テストの受験票に表示できるのは、JIS漢字コードの第1水準・第2水準の文字のみです。表示できない漢字については、字体の異なる同字に置き換えられるか、全てカタカナで表示されますが、間違いではありませんので、受験票の再発行申請をする必要はありません。(なお、JIS漢字コードの第1・第2水準の一部の文字についても、置き換えられる場合があります。)
 受験票の自署欄や解答用紙の氏名欄には、志願票に記入した漢字を記入してください。
Q5 受験票に表示された氏名や生年月日に誤りがあるのですが、どうすればいいですか。
A5 
【令和7年1月10日(金)まで(必着)】
 「受験案内」P39に記載している手続により、大学入試センターに受験票の再発行申請を行ってください。
【令和7年1月11日(土)以降】
 再発行した受験票が、試験前日までに届かないおそれがありますので、試験当日は、そのまま現在の受験票で受験し(自署欄には正しい氏名を記入してください。)、試験終了後に「受験案内」P39に記載している手続により、大学入試センターに受験票の再発行の申請をしてください。
Q6 受験票に表示された受験教科に誤りがあるのですが、どうすればいいですか。
A6 出願時に取っておいた志願票のコピー(出願後に「登録教科等訂正届」で訂正を届け出た場合は、あわせてそのコピー)と受験票に表示された受験教科が異なる場合は、大学入試センター事業第1課(03-3465-8600)に電話で問い合わせてください。
Q7 試験時間中に眼鏡をかけるのですが、受験票・写真票に貼る写真は眼鏡をかけずに撮ってしまいました。この写真を貼ってもいいですか。
A7 監督者が受験者の顔を確認する際に確認が難しくなりますので、眼鏡をかけた写真を撮り直して貼ってください。
Q8 普段はコンタクトレンズを装用していますが、試験当日に眼の具合が悪い場合は眼鏡をかけて受験します。その場合、受験票・写真票に貼る写真はどちらの写真にすればいいですか。
A8 試験時間中に眼鏡をかけない予定であれば、受験票・写真票には、眼鏡をかけていない写真を貼ってください。なお、試験当日に急きょ、眼鏡をかけて受験する場合には、本人確認のため監督者から一時的に眼鏡を外すよう指示されることがあります。
Q9 受験票と写真票を切り離してしまいましたが、どうすればいいですか。
A9 試験当日は、必ず受験票と写真票の両方を持参してください。無理につなぎ合わせる必要はありません。試験当日までそのまま大切に保管してください。
Q10 卒業者等(通信制課程の卒業見込者を含む。)で、受験票到着後に引越しのため住所が変わりましたが、受験票に住所が記載されているため再発行は必要ですか。
A10 受験票の再発行は不要です。現在の受験票で試験を受験できます。ただし、出願時に成績通知を希望している場合は、令和7年3月3日(月)(必着)までに、住所等変更・訂正届を提出してください。令和7年3月4日(火)以降は送付先の変更ができませんので、成績通知書が届くように郵便局で転居・転送サービスの手続をしてください。(「受験案内」P21、38参照)

14.成績請求票

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Q1 成績請求票が当初発行の枚数では足りないのですが、どうすればいいですか。
A1 成績請求票は「国公立総合型選抜用」「私立大学・公私立短期大学用」についてのみ、追加発行を行うことができます。当初の発行枚数で不足する場合は「受験案内」P39に記載している手続により、追加発行の申請を行ってください。
Q2 成績請求票を紛失したのですが、どうすればいいですか。
A2 「受験案内」P39に記載している手続により、成績請求票の再発行の申請を行ってください。

15.試験場の指定等

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Q1 ○○高等学校在学者は、例年どこの試験場に指定されていますか。
A1 試験場については、この高等学校に在学しているからこの試験場と決まっているわけではありません。その年の志願者の数や分布により試験場を決定しますので、出願の時点では分かりません。
 また、同じ高等学校(特別支援学校の高等部を含む。)又は中等教育学校の卒業見込みの者は同じ試験場に指定するよう考慮します。ただし、「地理歴史,公民」及び「理科」の試験時間に受験する科目数の組合せ、「地理歴史,公民」の受験する教育課程、試験場のトイレ等の設備、病気・負傷や障害等のために受験上の配慮を申請した志願者への対応等の理由により、同じ学校の志願者が別々の試験場に指定されることがあります。(「受験案内」P36-37参照)
Q2 △△市在住者は、例年どこの試験場に指定されていますか。
A2 試験場については、この地域に住んでいるからこの試験場と決まっているわけではありません。その年の志願者の数や分布により試験場を決定しますので、出願の時点では分かりません。(「受験案内」P36-37参照)
Q3 出願前に、自分の試験場がどこになるか分かりますか。
A3 試験場は、出願期間終了後、志願者及び登録教科が確定した段階で決定しますので、出願の時点ではどこになるか分かりません。12月16日(月)までに送付する受験票に記載して通知します。なお、指定された試験場以外では受験できません。(「受験案内」P36-37参照)
Q4 指定された試験場を変更することはできますか。
A4 指定された試験場の変更はできません。また、指定された試験場以外では、受験できません。
Q5 現在居住している都道府県と異なる都道府県で受験することはできますか。
A5 
【高等学校(特別支援学校の高等部を含む。)又は中等教育学校の卒業見込者(通信制課程を除く。)の場合】
 出願時に在学していた学校の所在地に基づいて試験場を指定しますので、学校の所在する都道府県の試験地区以外で受験することはできません。
【高等学校卒業者・通信制課程の高等学校卒業見込者等の場合】
 志願票に受験を希望する都道府県の住所を記入すれば、その都道府県の試験地区で受験することが可能です。ただし、この住所は10月25日(金)までに送付する「確認はがき」及び12月16日(月)までに送付する「受験票」を確実に受領できる住所でなければなりません。なお、出願後に現住所の変更を届け出ても、試験場は変更できません。
Q6 共通テストを受験する必要がなくなった場合や受験しないこととした場合、大学入試センターや試験場となる大学に、事前に連絡や手続等が必要ですか。
A6 大学入試センターや試験場となる大学へ連絡や手続は必要ありません。
Q7 試験1日目と2日目で試験場が変わる可能性はありますか。
A7 ありません。
Q8 試験室の場所は、どのように確認したらよいですか。
A8 試験当日に試験場入口の掲示又は印刷物等で案内していますので、受験票に表示されている受験番号と照らし合わせて、試験室の場所を確認してください。分からない場合は試験場の係員に確認してください。

16.リスニング

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Q1 「外国語」において『英語』【リーディング】を選択する場合は、必ずリスニングを受験しないといけないのでしょうか。
A1 原則として、リーディングとリスニングの双方を受験してください。
Q2 「外国語」において『英語』以外の科目を受験した場合は、リスニングは受験できないのでしょうか。
A2 『英語』以外の科目を受験した場合は、リスニングを受験することはできません。
Q3 令和7年度共通テストで使用するICプレーヤーの操作方法はどのようなものですか。
A3 「1電源」「2確認」「3再生」の三つのボタンを番号の順に、監督者の指示に従い長押しするだけです。誤ったボタンを押しても作動しない仕組みになっています。特に、監督者の「解答はじめ」の指示の後は「3再生」ボタンをランプが光るまで長く押し続けてください。ICプレーヤー操作ガイドで操作を体験することもできます。
Q4 イヤホンから流れる問題音声は、ステレオですか。モノラルですか。
A4 問題音声はモノラルですので、左右とも同一の音声が流れます。
Q5 解答時間中に騒音がした場合はどうなりますか。
A5 解答時間中に、騒音が発生するなどの事故が起きた場合でも、監督者から中断の指示がない限り、解答を続けてください。
Q6 あらかじめICプレーヤーの実物を操作することはできますか。また、実物のイヤホンが耳に装着できるかどうかを確認できますか。
A6 ICプレーヤーとイヤホンは、在学する高校に送付しています。また、8月1日以降は、共通テスト利用大学でもICプレーヤーとイヤホンを確認することができます。
なお、共通テスト利用大学に確認に行く際は、事前に大学の入試担当窓口へ電話で連絡してください。
Q7 難聴の受験者に対し、受験上の配慮はありますか。
A7 音声聴取の具体的方法として、「イヤホン又はヘッドホンの持参使用」「CDプレーヤーのスピーカーから直接音声を聞く方式」「補聴器を外してイヤホンを使用」「補聴器又は人工内耳のコネクターに持参したコードを接続」「ヘッドホンの貸与」「補聴援助システムの持参使用」があります。また、重度難聴者でリスニングを受験することが困難な場合は、「リスニングの免除」を申請することができます。詳細については、「受験上の配慮案内」をご覧ください。
Q8 出願後にイヤホン不適合措置は申請できますか。
A8 申請できません。
 ただし、出願後の不慮の事故等(交通事故、負傷、発病、症状の悪化等)のため、イヤホンを装着できなくなった場合は、出願後の不慮の事故等による受験上の配慮によりヘッドホンの貸与を申請することができます。(「受験案内」P42参照)
Q9 ICプレーヤーのボタンを長く押し続けてもランプが光らなかったり、音声が流れなかったりした場合や、音声が途中で停止するなど聞き取れなくなった場合、問題冊子の乱丁、落丁や印刷不鮮明で、解答に支障が生じた場合は、どうすればいいですか。
A9 ためらわずに黙って手を高く挙げて、監督者に知らせてください。このような場合には、監督者の指示で試験を中断することがあります。中断を指示された受験者に対しては、試験終了後に再開テストを実施します。
 なお、試験が終わってからこれらを申し出ても、救済措置(再開テスト)はありません。
Q10 リスニングの解答開始時、どのタイミングから問題冊子を開いていいのですか。
A10 試験監督者の「解答はじめ。」の指示の後、問題冊子を開くことができます。なお、問題音声でも問題冊子の指定のページを開くよう指示があります。

17.試験当日の所持品

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Q1 受験票・写真票のほかに試験時間中、机の上に置けるものはどのようなものですか。
A1 受験票・写真票のほかに試験時間中、机の上に置けるものは、次のとおりです。
  • 黒鉛筆(H、F、HBに限る。和歌・格言等が印刷されているものは不可。)、鉛筆キャップ
  • シャープペンシル(メモや計算に使用する場合のみ可、黒い芯に限る。)
  • プラスチック製の消しゴム
  • 鉛筆削り(電動式・大型のもの・ナイフ類は不可。)
  • 時計(辞書、電卓、端末等の機能があるものや、それらの機能の有無が判別しづらいもの・秒針音のするもの・キッチンタイマーや学習タイマー・大型のものは不可。)
  • 眼鏡、ハンカチ、目薬、ティッシュペーパー(袋又は箱から中身だけ取り出したもの。)
 これ以外の所持品を使用又は置いている場合には、解答を一時中断させて、試験終了まで預かることがあります。
また、試験時間中、病気・負傷や障害等のために机の上に置けるもの以外のものを使用したい場合は、受験上の配慮の申請が必要です。
【関連のQ&A】
 病気・負傷や障害等のために受験に際して配慮を希望したいのですが、どのような配慮事項がありますか。また、どのような手続が必要ですか。
Q2 シャープペンシルを使用して解答してもいいですか。
A2 シャープペンシルを使用してマークした場合には、解答が読み取れないことがありますので、使用しないでください。ただし、メモや計算に限ってはシャープペンシル(黒い芯に限る。)を使用しても差し支えありません。
 なお、シャープペンシルの芯ケースは、机の上に置くことはできませんので、かばん等にしまっておいてください。
Q3 赤鉛筆、マーカーは使用してもいいですか。
A3 試験時間中は赤鉛筆、マーカーを使用することはできません。また、机の上に置くこともできません。万が一、机の上に置いている場合には、解答を一時中断させて、試験終了まで預かることがあります。
Q4  試験時間中に、定規を使用してもいいですか。
A4 全試験時間帯において、定規を使用することはできません。また、机の上に置くこともできません。試験時間中に定規を使用すると不正行為となります。
Q5 スマートフォン、ウェアラブル端末(スマートウォッチやスマートグラス等)、タブレット端末、イヤホン等の電子機器類を試験場へ持ち込めますか。
A5 持ち込むことはできます。ただし、試験時間中に使用してはいけない電子機器類は、受験する教科・科目の試験室への受験者入室終了時刻(受験票等を送付する際に同封する「受験上の注意」に明示。)までに、必ずアラームの設定を解除し電源を切っておいてください。試験開始前に、監督者の指示で電源が切られているか等の確認を行います。試験時間中に、これらをかばん等にしまわず、身に付けていたり手に持っていると不正行為となることがあります。
 なお、イヤホンについては、耳に装着していれば使用しているものとして不正行為となります(リスニングの試験時間に配付するイヤホンを除く。)。試験時間中、病気・負傷や障害等により補聴器等を使用したい場合は、受験上の配慮の申請が必要です。
 また、試験時間中にかばん等の中でスマートフォン等の着信音やマナーモードの振動音などが発生した場合には、監督者が本人の了解を得ずにかばん等を試験室外に持ち出し、試験場本部で当該試験時間終了まで保管します。
Q6 試験時間中に、座布団、クッション、タオル、ひざ掛け、手袋(多汗症用を含む。)を使用してもいいですか。
A6 試験時間中に、座布団、クッション、タオル、ひざ掛け、手袋(多汗症用を含む。)の使用を希望する場合は、試験開始前に、試験監督者に申し出て許可を受けてから使用してください。
Q7 試験時間中に耳栓を使用してもいいですか。
A7 試験監督者の指示が聞こえないことがありますので、耳栓は使用できません。試験時間中、病気・負傷や障害等により耳栓を使用したい場合は、受験上の配慮の申請が必要です。申請に当たっては、令和7年度受験上の配慮Q&Aも併せて確認してください。
 なお、イヤホンについては耳に装着していれば使用しているものとして不正行為となります(リスニングの試験時間に配付するイヤホンを除く。)ので、イヤホンを耳栓の代わりに使用するという内容の受験上の配慮の申請はできません。
Q8 試験時間中に使用できる時計はどのようなものですか。
A8 時計として使用できるものは計時機能だけのものです。
 辞書や電卓等の機能があるもの、秒針音のするもの、大型のものは使用できません。また、スマートウォッチ等のウェアラブル端末、及びキッチンタイマーや学習タイマーは使用できません。ウェアラブル端末については着用することもできません。
 なお、辞書、電卓、端末等の機能の有無が判別しづらいものを使用していた場合は、解答を一時中断させて試験終了まで預かることがあります。
Q9 試験時間中にストップウォッチを使用してもいいですか。
A9 ストップウォッチは使用できますが、辞書や電卓等の機能があるもの、それらの機能の有無が判別しづらいもの、音のするもの、大型のものは使用できません。

18.試験当日の留意事項

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Q1 試験場の開門(開場)は何時ですか。
A1 開門(開場)の時間については、試験場によって異なります。受験票に記載されている「問合せ大学」に問い合わせてください。
Q2 試験当日に交通機関が事故で止まっているため試験開始時刻に間に合わない場合は、どうすればいいですか。
A2 試験当日、交通機関に遅れや運転の見合わせが生じているときは、試験場で試験開始時刻の繰下げ等を行うことがありますので、まずは受験票に記載されている「問合せ大学」へ連絡し、試験場に向かってください。
 また、繰り下げ措置の対応について、駅の放送などでアナウンスをすることもありますので注意してください。
Q3 受験者入室終了後にトイレ等で試験室から一時退室することはできますか。
A3 受験者入室終了時刻から試験終了までは、試験室から退室できません。(「地理歴史,公民」又は「理科」で2科目受験すると登録した場合の第1解答科目と第2解答科目の間の10分間も一時退室はできません。)
 ただし、体調不良又はトイレ等により、やむを得ず退室を希望する場合には、手を挙げて監督者の指示に従ってください。なお、頻繁にトイレに行くこと等の理由により、トイレに近い試験室や出入口に近い座席を希望する場合は、受験上の配慮の申請をしてください。
 また、一時退室が認められた場合でも、休養室等での受験はできません。
Q4 「地理歴史,公民」又は「理科」で2科目受験する場合、中間の10分間にトイレに行くことはできますか。
A4 第1解答科目と第2解答科目の間の10分間は休憩時間ではありませんので、トイレ等で一時退室することはできません。
 ただし、やむを得ず退室を希望する場合には、手を挙げて監督者の指示に従ってください。
 なお、一時退室が認められた場合でも、休養室等での受験はできません。
Q5 解答科目欄(又は出題範囲欄)をマークしなかった場合や複数の解答科目(又は出題範囲)にマークした場合どうなりますか。
A5 解答科目(又は解答した出題範囲)が特定できないため、0点となる場合があります。
 なお、正しくマークされていない場合(「地理歴史,公民」「数学」「情報」において、新教育課程履修者が旧課程科目をマークしている等)の採点の取扱いについては、12月に受験票等を送付する際に同封する「受験上の注意」で確認してください。
Q6 高等学校卒業見込者の場合、試験当日の服装は高等学校の制服でしょうか。
A6 高等学校の制服でも私服でもどちらでも構いません。
 なお、私服の場合は、英文字や地図等がプリントされているものは避けてください。
Q7 試験場に向かう途中に、事件に巻き込まれた場合や痴漢の被害にあった場合は、追試験の対象になりますか。
A7 試験場に向かう途中に生じたやむを得ない事由として、追試験の対象となります。このような場合は、速やかに受験票に記載されている「問合せ大学」に電話連絡を行ってください。

19.得点の調整

Q1 得点の調整は、どの教科・科目が対象ですか。
A1 得点調整の対象教科・科目は、共通テストの本試験における、次の①~⑥の各科目間とします。
  1.  地理歴史の『地理総合,地理探究』『歴史総合,日本史探究』『歴史総合,世界史探究』『旧世界史B』『旧日本史B』『旧地理B』の間
  2.  公民の『公共,倫理』『公共,政治・経済』『旧現代社会』『旧倫理』『旧政治・経済』『旧倫理,旧政治・経済』の間
  3.  数学①の『数学Ⅰ,数学A』と『旧数学Ⅰ・旧数学A』の間
  4.  数学②の『数学Ⅱ,数学B,数学C』と『旧数学Ⅱ・旧数学B』の間
  5.  理科の『物理』『化学』『生物』『地学』の間
  6.  情報の『情報Ⅰ』と『旧情報』の間 
 ただし、①~⑤については、受験者数が 1万人未満の科目は得点調整の対象としません(⑥の『情報Ⅰ』と『旧情報』の間については、いずれかの受験者数が1万人未満であっても得点調整の対象とします。)。
Q2 得点の調整は、どのような場合に行われますか。
A2 対象教科・科目間で、次のいずれかが生じ、これが試験問題の難易差に基づくものと認められる場合には、得点調整を行います。
  1.   20点以上の平均点差が生じた場合
  2.   15点以上の平均点差が生じ、かつ、段階表示の区分点差*が20点以上生じた場合
* ここでいう区分点差とは、各科目の成績の段階表示(スタナイン)の各段階の境目となる、上から4%、11%、23%、40%、60%、77%、89%、96%の分位点(得点)の差を指します。
Q3 得点調整はなぜ変わったのですか。
A3 令和7年度共通テストから新学習指導要領に対応した新たな科目が出題されることに加え、旧教育課程履修者のみが受験できる旧課程科目を出題することに伴い、得点調整の対象となる教科・科目を整理しました。
 こうした科目構成や内容などの変化により、各科目間での得点分布の形が大きく変わり、平均点差が一定の範囲内に収まっても段階表示の同段階間で大きな得点差が生じる可能性があるため、得点差についても一定の範囲内に収まるように調整を行うこととしました。

20.段階表示

Q1 段階表示は、大学ではどのように活用されますか。 
A1 利用の有無や、利用される場合の具体的な方法については、各大学の募集要項等を確認してください。

21.その他

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Q1 過去の共通テストの成績を利用する大学へ出願したいのですが、どうすればいいですか。
A1 過年度(令和4年度、令和5年度、令和6年度)の共通テストの成績を利用する大学へ出願する場合、大学入試センターが発行する「過年度成績請求票」が必要になります。「過年度成績請求票」の請求方法は、「受験案内」P39に掲載しています。
Q2 共通テスト利用大学の個別学力検査(二次試験)の日程を知りたいのですが、どうすればいいですか。
A2 直接、志望大学へ問い合わせるか、各大学の募集要項等で確認してください。
Q3 過去のセンター試験及び共通テストの英文成績証明書が欲しいのですが、どうすればいいですか。
A3 次の3点を大学入試センター事業第1課に送付してください。
  • 返信用封筒(長形3号の封筒に、送付先の住所と受験者本人の氏名を記入し、694円分の切手(簡易書留郵便・速達料金を含む。令和6年10月1日以降は郵便料金が変更されるため760円分の切手。)を貼ったもの)
  • 当該年度の成績通知書のコピー(所持していない場合は、大学入試センター総務課 03-3468-3311、音声ガイダンス「4」まで問い合わせてください)
  • 以下の内容を記入した申請書(様式自由)
①提出先 ②必要枚数 ③使用目的 ④提出先への提出期限 ⑤必要な成績の試験年度
⑥氏名(フリガナ) ⑦アルファベット氏名 ⑧生年月日(西暦) ⑨出身高等学校等コード
⑩出身学校名 ⑪住所 ⑫電話番号
 なお、英文成績証明書の発行には通常2週間程度を必要とします。余裕を持って申請するようにしてください。