CBTについて
CBTとは、Computer Based Testingの略称で、パソコンやタブレットなどを用いて行われる試験を指します。これに対して、従来の紙や鉛筆でおこなわれてきた試験をPBT(Paper Based Testing)と呼びます。
CBTとして考えられる学力試験は多様です。例えば、従来の紙の試験をパソコン等に取り込んで実施する試験、ネットワークを通じて複数の大学や学校・実施主体で試験問題を共有し、自宅など受験者の任意の場所で実施する試験、大量の試験問題を問題バンクに貯めておいて、その中から出題される問題に解答する試験、受験上の配慮をおこなった試験等、これら全てをCBTと呼びます。
平成28~令和4年度にかけて、文部科学省の補助事業として、より多様な専門家の協力を得ながら、令和7年度大学入学者選抜「情報Ⅰ」でCBTを活用できないか、検討を重ねました。
また、プログラミング問題やデータ活用問題(散布図、クロス集計)をCBTで出題するモジュールや、個別大学の入学者選抜におけるCBTの活用事例の収集などの調査研究を行いました。
令和5年度以降は、各大学における入学者選抜での活用を念頭に、引き続き調査研究を行うとともに、大学等機関と連携協力してCBTの活用をさらに推進するための体制を構築し、CBT実施に係る知見の共有等に取り組み、その活動成果を公開する予定です。
令和7年5月23日に、令和6年度の成果として「CBT導入時の検討事項リスト」「CBTに関する課題解決事例集」を公開しました。詳細は以下のウェブサイトで報告しています。
見出しをクリックするとそれぞれの報告書ダウンロードページへ遷移します。
CBTとして考えられる学力試験は多様です。例えば、従来の紙の試験をパソコン等に取り込んで実施する試験、ネットワークを通じて複数の大学や学校・実施主体で試験問題を共有し、自宅など受験者の任意の場所で実施する試験、大量の試験問題を問題バンクに貯めておいて、その中から出題される問題に解答する試験、受験上の配慮をおこなった試験等、これら全てをCBTと呼びます。
大学入試センターとCBT
大学入試センターでは、平成23年以降、教育工学やテスト理論等の専門家によりCBTに関する調査研究を実施してきました。平成28~令和4年度にかけて、文部科学省の補助事業として、より多様な専門家の協力を得ながら、令和7年度大学入学者選抜「情報Ⅰ」でCBTを活用できないか、検討を重ねました。
また、プログラミング問題やデータ活用問題(散布図、クロス集計)をCBTで出題するモジュールや、個別大学の入学者選抜におけるCBTの活用事例の収集などの調査研究を行いました。
令和5年度以降は、各大学における入学者選抜での活用を念頭に、引き続き調査研究を行うとともに、大学等機関と連携協力してCBTの活用をさらに推進するための体制を構築し、CBT実施に係る知見の共有等に取り組み、その活動成果を公開する予定です。
CBT研究成果記事
CBT活用連携について
令和6年6月30日に、神田外語大学(千葉県千葉市)、佐賀大学(佐賀県佐賀市)、電気通信大学(東京都調布市)及び大学入試センター(東京都目黒区)との間で、「大学入学者選抜におけるCBTの活用の推進に向けた連携協力に関する協定」を、締結いたしました。令和7年5月23日に、令和6年度の成果として「CBT導入時の検討事項リスト」「CBTに関する課題解決事例集」を公開しました。詳細は以下のウェブサイトで報告しています。
CBT報告書
大学入試センターが取りまとめた報告書を掲載しています。見出しをクリックするとそれぞれの報告書ダウンロードページへ遷移します。